2023年4月30日日曜日

部品数・半端じゃない。問題点あり!

 さすがに11エレメントというだけあって、部品の数が大きなバケツ3つでも間に合わない。ねじの数も・・・エレメント1本につき10個。

まずは2インチ径のブームを4本つないで、7.2m。中の2本が中チューブもあり随分と重たくなる。ブームとマスク取り付け金具含めて14~5㎏はありそうです。

金曜日はお昼位に配達され、午後はゆっくりと開箱。部品を分類して、ブームにエレメント取り付け部品を取り付け、全エレメントごとにアルミチューブを合わせていく。

それからエレメント1本づつ長さを調整してエレメントスライド部に導通グリースを塗布。その後ホース・クランプで締め付けてエレメントを組み立て。今のところ3分の1くらい完成。今日、土曜日はもう少し暖かくなってからエレメントの組み立てを終え、給電用のフェーズラインのブームへの組み込みまでできればという予定。

<これまでの問題点>

1)最細・最長エレメントの1本が少しだけ先端が曲がっていた。軽く曲げなおして問題ないくらいに戻す。

2)トラップの1本の端のプラスチックカバーがひび割れ。TH7DXメインテナンス時に購入していた部品と交換。

3)トラップのラベルの位置がまちまち。マニュアルによるとラベルを片方にするように書いてあるが、それでは・・方向性があるため、設計どうりの動作は望めない。静電容量を持たせるアルミ製のトラップカバーは片方だけがエレメントに接続され、もう片方は絶縁状態。

4)トラップの1本に水はけ穴がない!!!どうしようかと思案中。あまり雨が降らないところだし、空いている隙間から湿気は抜けてくれるだっろうから・・そのままにしておくと思います。

5)エレメント・スライド接続部は大きいチューブに切れ込みがあり、その部分をホースクランプで圧着するのだが、切れ込み部の幅が狭すぎて圧着しても中のパイプがゆるゆる。金切り鋸でもう1本切れこみを入れ対処。

6)位相給電のためのラインチューブの接続部のねじ穴が合わないため、ドリルでねじが抜けるように加工。

30年前のTH7DXはオリジナルのHygain/Telerex社製で、こういう品質管理上の問題は一つもなかったように覚えている。残念ながら心配していた通りMFJでは以前と同様なことは望めないようだ。とはいえ・・今のところ対処できる範囲なので組み立て続行します。


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