2011年11月28日月曜日

Arches N.P.

Moabの滞在第2段はアーチーズ・国立公園。モアブのまちから公園入り口までは5分もかからないほどの近さ。それでも、サウスウェストの国立公園。公園内は車で走っても小一時間ほどかかる広さ。さらに、沢山の素晴らしい光景が次々の眼前に現れてくるトレールの数々。まさに、ハイキングの好きな方には気軽に来て楽しめるお勧めの場所です。ちなみに、日本からの最寄のアクセスはユタ州ソルトレーク・シティになります。


まずは一葉め、サウスウエストではあまり見かけないアーチ越しの雪山の光景です。コロラド州境にちかく、標高3000を超える山となると・・こんな光景が目にはいるのであります。
ちなみにコロラド州のメサ・ヴェルディ国立公園のすぐ北東方向はサン・ホワン国有林の中でも4000m越える山々が連なり、以前も紹介しましたが夏でも雪が見れます。冬はスキー、ボードの好きな方にはパウダーが待っています。実際、今回もMoabからの帰り道、モアブの街から1時間ほど走ったユタ州とコロラド州の州境では雪になってしまいました。

この国立公園で一番訪問者が多く、有名なアーチはデリケートアーチでしょう。この一葉は、デリケート・アーチの見える直前のアーチの下からアーチ越しに撮ったものです。わずかな登りがありますが、すぐ手前ですから・・そしてそこからデリケートーアーチが一望できます。お勧めのポイントです。この写真にも大きく拡大してみると人が写っているのが分かると思います。

これは・・デリケートアーチの見物場所に到着し、その一番奥から撮ったもので・・アーチに冬の陽が当たり順光の写真になります。人の大きさと比べてその大きさが想像できると思います。2葉目の撮影場所は丁度・アーチを挟んでおくの壁の辺りからになります。このアーチの右側は谷になってその向こうには又同じようなメサが。そしってずっと彼方に雪をかぶった山があります。
アーチの真下からのぞいてみました。空を2分割して・・・16㎜でもぜんぜんファインダー内に収まってくれません。
この朝曇っていたのでゆっくりとしてホテルを出たのは9AM。それでも沢山のアーチの見れるトレールを陽が沈む5:30PM近くまで重たいカメラを2台下げて歩いていました。とても満足な一日でした。もし、ここへ行く人がありましたら、充分な水、それに食料を公園に入る前に手配しておくことをお勧めします。

Photo Album

2011年11月23日水曜日

Island in the sky


先週末ユタ州モアブのまちに3泊し、キャニョンランズ国立公園とアーチーズ国立公園内を散歩してきました。
思い立ったのが朝起きてからだったので、それから旅支度、ホテルの予約等で時間が掛かり家を出たのは結局11時ちょっと前。近いとは言え、片道600kmあまりの普通道路、6時間半あまりの運転。途中、日が暮れる寸前にNewaspaper Rock(Petroglyph) を見学しMoabに着いた時には既に真っ暗・・。冬の1日は短い。

翌朝、以前から決めていたキャニョンランズ内のMesa Archで日の出を見たく5時過ぎに起きる。1時間あまり走り、無事日の出前の7AMくらいに到着。思ったより暖かく、Mesaの前にも3脚を据えているのは一人だけ。LUCKY。雄大な光景をほぼ独り占め・・・。ため息も出ないほどの素晴らしい光景が刻々と変わって行く。雲が多いが・・かえって良い。
キャニョンの真ん中フロアー(ほぼ3段階になっている)も朝日を少しずつ受け始めだんだんと明るくなっていく。
この後Island in the skyにある、いろんなトレールを歩き回る。年甲斐も無く、岩の上を飛び回っていたせいか,午後過ぎには右ひざに痛みが・・。それでもはハイキング用の杖でかばいながら歩き回る。朝早かったので、この日は未だ明るい4時過ぎくらいにホテルに戻りゆっくりと熱いお風呂に浸かり膝の面倒を見る。
さて、此処へ始めて来たのは訪米して初めて4WDを買った20数年前。その時は・・この曲がりくねっているShafer Trailをこわごわ下から昇ってきたものでした。今回は上から下へ・・。スキーと一緒で・・上から見ながらの運転は見晴らしは良いものの・・冷や冷や物です。
キャニョンを上から下までこうやって車で降りていけるところは、そんなに無い様に思える。キャニヨンの底から見る光景は、見下ろすものとはまた一味ちがう。

私は4WDロードのそろったCanyonlandsがとても好きだ。夏のあいだは、それでも混んでいて、泊り込んで4WDトレールを廻るには公園の発行した許可証が必要となる。陽射しは強く温度も100度F以上になり、雷雨も多いので道路状態が刻々と変わるので要注意。もちろん・・水食料は充分に持っていく必要がある。

かなり降りてきて、緩やかに流れるコロラド川が眼下に見え始めえます。これからMoabの街までまだ30kmはあります。
途中大きな岩を車のおなかでうって、翌日ホテルの駐車場で車の下に新しいオイル漏れを発見。潜ってみると、トランスミッションのオイルパンに大きな凹みを発見。その近くのシールからわずかながらオイルが漏れているのを発見する。量が少ないので一応注ぎ足し様のオイルと漏斗をMoabの街で手に入れる。
50マイル80kmのラフロードの途中でオイルパンにひびでもいれていたらと・・ぞっとする。もう少し・・車のおなかまわりのガードの補強をしなければと思う。