2013年8月10日土曜日

Fly Fishing Camp to San Juan #2(10,11)

 薫君の願いを聞いて8月2~4日2泊のFly Fishing Campへ。今年10-11泊目のキャンプです。場所は前回と同じSan Juan Riverで、キャンプ場も同じナバホレーク州立公園内のキャンプ場。其れも幸運なことにこの前と全く同じテントサイト。
今回は、到着してテーブルの上にタープを張ってるといきなり雷とともに夕立が。土砂降りの雨の中無事にタープの下で濡れることなく回避。雨は小一時間で上がり、それからテントを張る。
 遅くなったけれどどうにか無事に川に立て陽が沈む8時過ぎまでFly Fishing。この日薫君は・・調子がよく、形の良い40㎝位のニジマスを釣り上げる。柳の下にはどじょうは2匹いないと言っていたのに・・それは、どうも私の独り言だったようで、この日私は坊主。結局薫君が5匹上げて終了。

テントサイトに戻り夕食用意を始めるとまたもや土砂降りの雨に。タープの下でBBQの予定だったので、BBQグリルを出すも、レギュレーターを家に忘れ使用不能。どうにか僅かだけ炭を持ってきていたのでガスグリルの中に炭火をお越し、それ使ってしのぐ。焼き鳥焼き豚・・焼きトウモロコシ。空気の薄い高地では炭だと火力が足らず時間がかる。この日はテントに入ってからも朝まで雨が降っていた。珍しいことだ。
翌朝、雨は上がり天気は好転。食事をしっかり済ませ、朝10時前に川に立ちこんで2時近くまで釣る。この朝はどうにか釣りの調子もよく楽しめた。それでも、お昼すぎるころからペースが落ちた。
2時過ぎにキャンプ場に戻り、シャワーを浴びてスッキリ。キャンプ場にシャワーがあるところはほとんど行かないが、天国へ行ったような気持ちになれる。
遅い昼食に焼きそばにビールをいただく。ひと休み。昨夜の事を考えて、ひるの間に夕食のカレーを作っておき、ご飯だけ炊けばいい状態にしておく。

夕方は天気が良く、5時ころから再び夕陽が沈む時間までたちこむ。

 テントは低い木の間の比較的高いところに。雨の中でも水が流れ込むことなく快適に過ごせた。ただ、持って行ったエアー・マットに穴が開いたらしく朝になると完璧にぬけていた。翌朝修理してみたが・・長年の使用で材料自体が劣化し、修理不明と判断。

 浅く広い川で二つの小さい流れが流れ込んでいるところで釣る。足の間を大きなニジマスが沢山泳いでいく。それでも、なかなか釣れない・・。

 今回釣った中で一番大きかったニジマス。全長45㎝を超える大きさだった。以前は50㎝超級がよく釣れたのだが・・最近はあまり見かけない。すべてCatch & Releaseですぐに水に戻す。もちろん・・バーブ・レスの針を使います。

 薫君、今回はこの川も2回目、自分のペースで釣り上げています。

 夜になると月のない空はたくさんの星で覆いつくされます。
天頂の白鳥座から夏の大三角形の付近。これだけ星があると星座も見分けがつかなくなってきます。ちなみは、ハクチョウは左から右へ向かって飛んでいます。

今年の旧暦の七夕は8月の13日。流星群も同じころに見えるらしいから今から楽しみです。


天頂の天の川に沿って南の方角へ向かっていくと地平線の上で天の川の中でもひときわ明るいあたりに。右下側に夏のさそり座。そして左下にはU字をひっくり返したみなみのかんむり座も見えます。

2013年7月22日月曜日

Continental Divide Trail Hiking Camp 8,9

Continental Divide Trail(大陸分水嶺散策路)は文字のごとく北アメリカ大陸を2分する分水嶺に沿ったハイキング・トレールです。北はカナダとの国境モンタナ州に始まり・アイダホ・ワイオミング・コロラド・二ューメキシコ州を抜け、メキシコに至る全長5000㎞の壮大なハイキングトレール。ロッキー山脈に沿って最高地点4350m、最低地点約1200mを通過していく。

ここの分水嶺のすぐ西側へ流れる水はSan Juan川を経て、コロラド川に流れ込み有名なグランドキャニヨンの深い渓谷を抜けバハ・カリフォルニアとの間のカリフォルニア湾を経て太平洋に流れ込む。
一方ここから東側へ流れる水はアラモサ川となり、リオグランデに水をおとしメキシコとテキサス州の国境を流れメキシコ湾にいたり・・大西洋に続く。

今回はわコロラド州南部の標高3400-4000mちかいところを僅かだけれど歩いてみることを目的に2泊のキャンプに来た。この時期になってくると午後になると決まったように雷雨鵜になるため、中日の午前中に歩くことに。
 今回の出発点。標高3400m位のところに車を止め、Trailにはいる。トレールの入り口からしばらくはとても綺麗に維持されている。この様な松林の中と草原の間のトレールを抜けていく。
写真をダブルクリックしてもらうと大きくなり、木に打ち込んであるContinental Divide Trail の道標がよく見える。


 30分ほど歩くと標高は3600mを超え、次第に高木の木はなくなりはじめ森林限界を超える。森林の中では倒木により、Trailを数度ほど探さなければならない状態もなったが。根気よく探しているうちに見つけることができた。この山の奥で失路したらとんでもないことになってしまう。Topo MapのGPSがあればと思った。ただGPS付のVideoと地図を持参したので最悪の場合の場所確認はできる。
登りは全くきつくなく体の重い私も膝の痛みもなく普段に歩いて行ける。この辺りで一番体力のある薫君が高度障害による軽い頭痛を訴えるので木陰で休憩をとり水分の補給を充分にとる。速度を落として歩き始めると、高度順化したのかその後頭痛はなかったようだ。

 峰の中腹からわずかな水がわき出てトーレールを横切るように流れていく。この辺りは標高が高いので放牧もなく、安心して流れの水を飲むことができる。

森林限界を抜け高度を上げると、Trailははっきりとしていて路を失うことはない。


5時間ほどののんびりとした高所のハイキング急な登りもなく老齢の私でも疲れることもなく気持ちよく歩ける。ただ…今回はハイキングシューズが足に合わなくって、少しだけ苦労した。もう少しComfortableなものを探さなくては。

約5時間のハイキング中で遭遇したのはひとりのハイカーだけ。静かで気持ちのいいハイキングができました。


 乾燥期が続き昨冬も積雪がとても少なく、4000m近い高原でもこの夏の残雪は驚くほど少ない。


それでも、高山植物は咲き乱れている。とても小さいので・・地面すれすれまでカメラをさげて撮影する。木陰でもないのにこんなに咲いているのも珍しい。


時折、雨粒がパラパラと落ちる。12時を過ぎたので・・目的地までは未だ少しあるが・・・雷雨の事を考えここを今日の目的地に変更し、お昼の食事とする。周りに4000mを超す山々を見渡す。雲の高さがほとんど目の高さに広がっている。
オーストラリアさんの『Oil Can』ビアを開けて娘と飲む。食事は・・クラッカーにサラミ・ソーセージ、シャープなチェダーチーズ。この光景で食べる食事は何であっても美味しい!

キャンプしたStunner Camp場の入り口の看板。この辺りが標高3000mをちょっと切るあたりで、歩いたトレールは看板の後方へさらに林道を車で30分ほど登って行ったところから始まる。

このキャンプ場には8つのテントサイトがあり、駐車場所、テーブルにキャンプ・ファイアーのリングも整備されている。トイレもきれいだ。ただ水場とごみのPick Upがないのですべて持ち込み・持ち帰り。水は必要とあれば50m下を流れるアラモサ川で採取できる。実際食後の食器洗いは・・散歩がてらSayaと薫が歩いて行ってくれた。こんなキャンプサイトが無料で使用できるのが頼もしい。

ここに到着したのは7月12日に金曜日午後4時前後。荷物を降ろし始めタープを張ろうとしとたんに雨が降り始める。いったん下ろした荷物をタープの下に置いて張るのを中止。Sayaはタープの下で雨をしのぐ。
しばらくして雨が上がったので雨の事を考えてその下にテントが張れるようにタープを張る。

翌13日の土曜、ハイキングを終えて帰ってきて疲れをいやしてると・・とてつもない雷雨が・・。雷も大きかったが・・降水がすごい。テントをタープの下に張っていたのでかろうじて雨漏りをふさげた。タープから流れ落ちる雨水が滝のゴトク。早速その水がテントの下に流れないように木の大枝で排水路を確保して、木の方へ流す。これも、キャンプの醍醐味だ(笑)。

2013年7月21日日曜日

Kingman,AZ -Rt66-

 7月5日昼過ぎまでKnott's Berry Farmで過ごし、New Mexicoまでの家路につく。翌日6日の夕方の飛行機で日本に帰国中の娘のSayaが戻ってくる。地元ABQの空港でお迎えの予定。LAXで迎えてもよかったのだが、10時間余りのフライトのあと、さらに車で1500㎞は過酷かという親心から(笑)。薫君と二人だけで走ることに。

カリフォルニア州アナハイムの近くからI-40 (RT66)沿いを東に向けてモハベ砂漠を走り、カリフォルニア州最後の街Needlesを過ぎ、さらに1時間あまり走るとアリゾナ州キングマンという宿場町がある。

ちなみにカリフォルニア州ニードルズのガソリンは1ガロン$4.79とこの旅行で最高値。その前のバースタウでも$4.69!そしてAZ州へ入ったこのKingmanでは・・$3.29。1ガロン当たり1ドル50の違いは大きすぎる。(注意・・この間ガス・ステーションはないので必要だったらぜひ給油するように!)

街に到着したのは日没前、砂漠の熱風はまだ暑い。ホテルに入るとすぐにInternetで夕食場を探す。普段は適当にホテルのそばで食べるのだけれど・・適当なところも見つからず、昨年と同じDennysだと・・今一つ。さがしていると、Kingmanの旧市街地、アムトラックの駅の近くにあるBBQレストランを見つけ、すかさずに決める。

貨物列車は キングマンの駅をとても速い速度で走り抜けていく。この時間は無人駅になっているがとても綺麗な駅だ。アムトラックの客車も東向けと西向けの列車が1日1両通過する。シカゴから地元サンタフェをぬけロス・アンジェルスまで走る客車だ。いつかはその列車に乗ってみたいと思っているがなかなか機会がない。

 Kingmanの駅から西の方角を見ると、古いホテルの看板の奥のモハベ砂漠の方角へ夕陽は落ちていく。
『HOTEL BEALE----AIR COOLED』の看板は往時の名残。当時はエアコンの無いホテルも沢山あったに違いない。モハベ砂漠のホテル、真夏の夕方、軒下のいすに座り扇風機の風を受けながら冷たいビールを飲むのも美味しかったことだろう。

Kingmanは、Historical Highway Rt66の宿場町として名高かった。旧市街の方へ行くと古い街並みが残って個人経営のホテルもまだ多く、土産屋もある。
 夕食は旧市街の中にあるBBQショップへ行く。洒落たお店ではなく気軽に入れるレストラン。
フードの並んだところで注文をすると目の前でさらについでくれて、会計を済ませてから食卓に着く。サイドで頼んだオクラのフライは数字のついた旗をくれるのでそれを食卓の上に立てておくとでき次第持ってきてくれる。
これで$9くらいだった。豚のBBQにコールスローサラダ、コーンにロール。そんなに量は多くなくこれだけすべて食べられた。味は薄味で、数種類のBBQソースがあり好みで選び、ソースを付けながら食べる。食事も街並みもRt66の雰囲気を十分楽しめた。
このページの写真はすべて数年前の小さなコンデジで撮ったのですが、シーンモードさえ択べば思ったような絵が撮れてしまうのには今更ながら感心。

Knott's 再訪

今年のサン・ディエゴ訪問のあとは個人的にSix Flag/Magic Mountainの方へ行きたいなぁ~と思っていましたが、薫君がKnott'sのキャラクターのほうが好きだというので、今年もKnott's Berry Farmへ行くことに決定。
On Lineでシーズンチケット($88/Person)をかって遊園地のすぐそばのホテルを予約し7月3,4,5の3日間通う。

 まずは園内に入ったらすぐに写真を一枚。このキャラクターたちは私たちの年代にも十分懐かしい。

 園内にはメインのキャラクタ―だけではなく西部の雰囲気を出した町並みにいろんなアクターたちがいます。
2日目の7月4日はアメリカの独立記念日の休日。午後近くになると混む予想がたつので、朝1番で公園へ入る。シーズンパスがあると30分だけ早く入れるので、この時間を利用し普段待ち時間の長い乗り物にも30分間で3つ制覇できる。

 Knott's Berry Farmへ来たら見逃せないのが・・アイス・ダンスショー。乗り物に乗りつかれた後に涼しい室内で椅子に座って楽しいひと時を。ショーは楽しい!1日3回公演、毎週水曜日はおやすみのようです。
 スヌ―ピーは派手な電飾の服を着、スケートを履いて出てくる。ほかのキャラクターは喋るが・・・メインのスヌーピーは話さない。

 Knottsでの1番押しは、やはり・・木の橋げたの上の線路を走るジェット・コースターGHOSTRIDERです。今回も3回乗りました。一番前、後・・真ん中と・・・。やはり、線路の見えにくい後ろが一番怖いかなぁ~(笑)。

 7月4日独立記念日の夜は閉園(10PM) 後に花火大会が始まる。長い一日でした。
遊園地のすぐそばのホテルに滞在したので、昼間はホテルに戻ってひと休み、夕方になってから出かけていました。
乗り物に 沢山乗りつかれ閉園時迄滞在して・・・ホテルへ戻る。
広場でもいろんなアトラクションが。これもなかなか見ごたえがある!

Chiyuと薫くん

サンディエゴに住む長男の良太のところには1年前からChiyuがいる。我が家では動物を飼ったことがないので、薫君はChiyuを弟分みたいに可愛がる。95%は室内にいる。こうやって外に出ると、慣れていない環境に少しおびえていることもあるが嬉しいのも伝わってくる。
初めて薫君や私と会うというのに、怖がることもなく遊んでくれる。

顔を見ているととても利発に見えてくれるのは家族の欲目かもしれないが・・とてもかわいい。
とても小さいので、薫君も恐れなく遊んでいる。

 それでも、1年一緒に住んでいるお兄ちゃんのRyota君とは格別に仲がいい。

 ニュー・メキシコの家の庭には・・いろんな鳥や、ウサギ、鹿、エルク、コヨーテなどの野生動物が出てくる。其れを見ているだけで・・・動物を飼うなんて思ったことがなかった・・。

それでも、これだけ身近に可愛いChiyuがそばにいると気持ちが揺らいでくる。Ryota君が、もう少し時間を作って外に散歩に連れてだしてくれれば、Chiyuも楽しいんじゃないかなぁ~。

2013年7月20日土曜日

to the Ocean Shore -San Diego-

 この夏のバケーションはどうしようかと、薫君と話していて、最近Fly Fishingで沢山ますを釣れるようになったので『Yellow Stone』なんて声が出ました。しばし討論したあと、西部の森林は何処も異常な乾燥状態が続いて、キャンプファイアーどころか、炭も使えない状況。唯一ガスあるいは石油のストーブの許可が出ているくらい。キャンプに行って夜空の下、火を燃せないのは楽しさを半減させます。
そういう理由で単純に長男の住んでいるSan Diego行きが決まりました。海の無い州から南カリフォルニアの海岸へ。目的①海で波に乗って遊ぶ。②美味しいラーメンとすしを食べる。③漫画本を沢山買ってくる(薫)~~~。6月27日木曜の仕事を終えてから出発。片道1500km車で熱砂漠を走りぬけ・・・Golden Stateへ。

早速La Jolla Beachへ足を伸ばす。一番北側のすいている場所に陣取り・・海へ入る。少女たちが持っているのはGiant Kelpの茎です。

 右上に見える建物は、リゾートホテルではなくって・・UCSD付属の海洋研究所の建物です。このすぐ左にも立派な桟橋があるのですが、研究所所有のもので残念ながら立ち入り禁止。
http://scripps.ucsd.edu/

 海岸線には朱色の口紅を塗ったようなかもめが波打ち際で小さなかにを探して食べている。遠浅の砂浜には海草が沢山打ち上げられています。

  最近の女性の半分以上が綺麗な身体に刺青を入れて、老年の爺には残念でたまらない。それでも、いまだ南カリフォルニアの海岸には綺麗な女性が沢山いました(微笑)。

 埋められたわけではなく、海岸の砂に大きな穴を掘って自分を埋めてしまいました。最後のところだけちょっとだけ手伝ってはあげましたが・・・。1年前に来たときには波打ち際に近すぎて、埋まったと波に呑まれてしまった経験から、今回は海岸線から少しはなれたところに掘っていました。

お兄ちゃんの良太君はサーフィン。この日は波が低くて小さな短い板ではなかなか乗れません。私も挑戦してみましたが、波には数回乗れましたが板の上には立てませんでした(涙)。薫君と私はほとんど・・ボディーボードで波に乗って楽しみました。
今度は薫君がサーフィン、お兄ちゃんはボディーボード。

2013年6月25日火曜日

Fly Fishing Camp to San Juan River

 6月21-23日、1日休暇をとって、3連休の週末にして2泊3日のSan Juan RiverへFly Fishing Camp Tripへ。家を出たのは準備が終わった金曜日の午前11時。目的地まで184マイル(約300km)普通道路で3時間半あまりのドライブ。

本日のキャンプ場はNavajo Lake State Park Camp Ground.以前からここのキャンプサイトは設備がよくて、テント・キャンプサイトでも綺麗なレスト・ルームにシャワーの設備まである。

到着したのは2時半過ぎ、湖を一望できるキャンプサイトをラッキーにも確保して設営。2泊で$20。

夕方のライズの時間にはちょっと早すぎるので、崖を下りて湖畔まで下りる。さすが水温は冷たい!それでも薫君は水着に着替え水の中へ・・・。
10年以上続く慢性的な水不足でダムの水面は最高位に比べて30m近くも低くなっている。


この日は14番目の月。月が出ていると星はぐっと見えなくなる。写真を最大に拡大して注意深く見ると、雲の合間に飛行機のライトや星が写っているのが分かる。キャンプサイトの様子は14夜月あかり撮影したもの。これくらい明るく撮れると星が写っているのが不思議に見えるかも知れ無し。これでも少しは夜の雰囲気が出るよう暗め補正してある。
14番目の月に照らし出される湖上の洗濯板のように筋を引く雲。湖上を走る船の功績が灯りの線にとなっている。

沢山の星が写っている。明日はスーパームーン。

つりの調子がよくって、日没前後にDryにあたり始め・・ついつい・・時計を見たら8時15分。すでに月は地平のメサの上を離れて上ってしまった。
十五夜の月の長い光が向こう岸から濃紺の湖上を渡って目の前まで照らし出していた。
右のほうがナバホダムのマリーナ、パワーボートや大きなハウスボートが係留されている。時には、月明かりの中湖面を走る船も見かける。

つきの灯りに露出をあわせると、夜空の光はまったく見えなくなってしまう。

ナバホ・ダムの上からダム下のSan Juan河を見下ろす。ケーブルと赤いブイより下流がCatch and Release Only の釣り場になっている。

久しぶりに釣りに来た。水温は氷水のようにつえたい! 相変わらずここは有名な釣り場でいろんなところから釣り人がきていある。

San Juan 初めての薫君、初日の夕方は調子がつかめずに1度くらい針に着たくらいだったらしい。意気消沈気味に2日目の朝のセッションへ。2日目朝は、遅めの10時過ぎに水に入って2時近くまで。このセッションで薫君は念願の1匹目をCatch. 昼間は・・ほとんど水の中、ニンフフィッシンッグで、ストライク・インディケーターのよみ方が難しすぎた見たい。それでも、40cm級の虹鱒を揚げる。

3日目はキャンプサイトを撤収し、釣り場に入ったのは朝の9時半。思ったより人出が少なくうまい具合に良い場所の立ちこむ。

この朝は・・お父さんと二人・・それぞれ10匹以上のマスを釣り上げた。ほとんどが40-45cmクラスで以前見かけた50cm超は皆無(涙)。 釣り場をあがる2時くらいには・・薫君はランディングからリリースまで自分で出来るようになっていた。

また近いうちにもどって来たいとしきりにいう。今週末からおにいちゃんのいるサン・ディエゴへ10日間の休暇に行く予定だが・・この釣りが楽しかったせいか、『Yellow Stone』に行ってもいいなぁ・・とか言い出している(笑)。