2023年4月23日日曜日

Hygain TH11DX ポチッ!

 ここしばらく・・現用のTH7DX+12-17m自作Rotary DipoleからUpgradeを考えて悩んでいました。TH7DXは以前も書きましたが、1989年今の住所に居を構えてからタワーと同時にあげてもう30数年選手。2017の退職前に、プラスチック等の部品を新しいものに交換して面倒見てきました。実際無線を再開しても、もともとの性能を十分発揮させてくれて今でも使えています。

タワーには現在12D相当2本(6mYagi +TH7)、10D相当2本(160mスローパー、12-17m Rotary Dipole)、ローテーターケーブル1本と、ケーブルだけでも結構重たくなっているので、これ以上ケーブルを増やすことはしたくない。できるだけシンプルにしたかったこともあります。

TH11DXは11エレメントの5バンド(10、12,15,17&20m)のビームアンテナです。TH11DXの設計自体は・・もう30年くらいたつ古いものですが、レビューなどを見るとなかなかいいこともあり、今のTH7とほぼ変わらない機械的特性も相まって、12,17mでの運用を考えたら私には十分すぎる特性を持っているようです。

アンテナエレメントの構成は次のようになっています。ブーム長7.2m、最長エレメント11.3m、重量40㎏。現用のTH7は同じブーム長で重量は34㎏で、少しだけ重たくなります。


給電エレメントは6本で20,17,15,12,10-1,10-2とLog-Periodicアンテナと同じような給電方法で、1本ごとに180°の位相を持たせてあります。フルサイズの17,20mの反射器、トラップ付き導波器が10m(2本)15m(2本)17,20m(1本)の構成です。電気特性の諸元は次のようになっています。なんと12m専用は給電エレメントの1本だけです!


今は地上に降ろしてある、40mの自作Rotary Dipoleを、ゆくゆくは30,40mのデュアルバンド化し、TH11DXと2本で40~10mをカバーできればと目論んでいます。

1年ほど前に、12-17mの自作Rotary Dipoleをタワー上にあげ、それまで使っていたλ/2垂直アンテナんと比べて明らかに3~6dBの受信の改善が目に見えるように実現できていら・・30mもRotaryDipoleがどれだけ動作してくれるのか興味があるところであります。

このアンテナ数年ほど前までは、$1300位で手に入っていたのですが、アルミ材の高騰、今般のインフレも含め現在は$1999という値段まで跳ね上がってしまっています!

自分に誕生日のレゼントだと思ってぽちりしました。できれば長男が近くに住んでいる間に手伝ってもらってあげたいところです。なかなかアンテナの工事は、無線機を買うようには簡単にできないので思い立ちました。

唯一心配なのは・・Hygain社からMFJへ移ってからの品質の維持ができているかくらいです。





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