2011年11月23日水曜日

Island in the sky


先週末ユタ州モアブのまちに3泊し、キャニョンランズ国立公園とアーチーズ国立公園内を散歩してきました。
思い立ったのが朝起きてからだったので、それから旅支度、ホテルの予約等で時間が掛かり家を出たのは結局11時ちょっと前。近いとは言え、片道600kmあまりの普通道路、6時間半あまりの運転。途中、日が暮れる寸前にNewaspaper Rock(Petroglyph) を見学しMoabに着いた時には既に真っ暗・・。冬の1日は短い。

翌朝、以前から決めていたキャニョンランズ内のMesa Archで日の出を見たく5時過ぎに起きる。1時間あまり走り、無事日の出前の7AMくらいに到着。思ったより暖かく、Mesaの前にも3脚を据えているのは一人だけ。LUCKY。雄大な光景をほぼ独り占め・・・。ため息も出ないほどの素晴らしい光景が刻々と変わって行く。雲が多いが・・かえって良い。
キャニョンの真ん中フロアー(ほぼ3段階になっている)も朝日を少しずつ受け始めだんだんと明るくなっていく。
この後Island in the skyにある、いろんなトレールを歩き回る。年甲斐も無く、岩の上を飛び回っていたせいか,午後過ぎには右ひざに痛みが・・。それでもはハイキング用の杖でかばいながら歩き回る。朝早かったので、この日は未だ明るい4時過ぎくらいにホテルに戻りゆっくりと熱いお風呂に浸かり膝の面倒を見る。
さて、此処へ始めて来たのは訪米して初めて4WDを買った20数年前。その時は・・この曲がりくねっているShafer Trailをこわごわ下から昇ってきたものでした。今回は上から下へ・・。スキーと一緒で・・上から見ながらの運転は見晴らしは良いものの・・冷や冷や物です。
キャニョンを上から下までこうやって車で降りていけるところは、そんなに無い様に思える。キャニヨンの底から見る光景は、見下ろすものとはまた一味ちがう。

私は4WDロードのそろったCanyonlandsがとても好きだ。夏のあいだは、それでも混んでいて、泊り込んで4WDトレールを廻るには公園の発行した許可証が必要となる。陽射しは強く温度も100度F以上になり、雷雨も多いので道路状態が刻々と変わるので要注意。もちろん・・水食料は充分に持っていく必要がある。

かなり降りてきて、緩やかに流れるコロラド川が眼下に見え始めえます。これからMoabの街までまだ30kmはあります。
途中大きな岩を車のおなかでうって、翌日ホテルの駐車場で車の下に新しいオイル漏れを発見。潜ってみると、トランスミッションのオイルパンに大きな凹みを発見。その近くのシールからわずかながらオイルが漏れているのを発見する。量が少ないので一応注ぎ足し様のオイルと漏斗をMoabの街で手に入れる。
50マイル80kmのラフロードの途中でオイルパンにひびでもいれていたらと・・ぞっとする。もう少し・・車のおなかまわりのガードの補強をしなければと思う。

2011年9月27日火曜日

フェアーの麗人

サンタ・フェ-ルネッサンス・フェアーをおとづれるのも今年で3回目。初回をミスしたのみ。この女性は今年で3度目、来るたびに会っています。サンタフェにある中東ベリーダンサーのPomegranet Studioというカンパニーの一員。いつも、ニコニコ顔をしています。
コスチューム・コンテストで入賞した母娘。どういうわけか・・写真機のピントは若い女性に・・・(爆)。優しい表情がとてもいいとは思いませんか?
そして・・やはり・・はずせないのがこの女性、Ms. Serendipity。3年前から追っかけています。去年まではふくよかでルノワールの絵の中のような豊かな表情だったのですが・・今年は、すっかりやせてしまって、見ちがえるほど。ふっくらぎみの麗人が好きな私にとって・・それでも不思議な魅力を感じます。以前のアルバムにも登場していますので時間がある人はどうぞのぞいてみてください。
あはははっ・・・タイトルに『麗人』とかいて・・・最後にこの1葉はやはりまずいかなぁ(爆!)。
馬ではありません、Ms.Donkeyということで~~。見ての通り、とても優しい顔をしていました。

Santa Fe Renaissance Fair Photo Album

2011年9月26日月曜日

フラメンコ・ダンサー

今年もサンタ・フェで開かれたRenaissance Fairへ行ってきました。まずは、お昼を食べながら日よけテントの中でフラメンコを観察。真ん中の一番前で撮っていたので、後で写真見せてくれと・・頼まれてしまいました。

ステージの振動が伝わる場所で情熱的な表情で・・沢山の笑顔を見せていただけました。個性的な女性ばかりで・・踊っていない時の表情さえも魅了されるばかりです。

最後に皆そろって1枚。後で気付いたのですが、サンタフェのコミニティーカレジの先生とそのお弟子さんたちみたいだった様です。






とても綺麗なお姉さんでした・・・。沢山撮ってしまいました。ショウは・・ほんの20分くらいの短いもので1回だけの公演でしたが・・なかなか盛り上がっていました。 前後3列で踊っていたので、どうして最前列のダンサーばかりがカメラにおさまってしまいます(^^;;)。







やはり・・師匠の踊りは凄いです。舞踊では当然のことなのかもしれませんが、指先から足の先まで洗練されたうごき、その迫力に引き込まれてゆきます。













2011年9月12日月曜日

仲秋のおぼろ十四夜?

日曜日の夕方天気がよく,暑くもなさそうだったから、良太と薫を誘ってサッカー練習へ。


雨も降らず、雷もない夕方は久しぶり。これで・・・やっと夕立シーズンは終わり、秋に突入て言うわけか。日の出前の最低温度は既に12-3度まで下がり、寝室の窓を開けて寝ていると寒く感じる。
そういえば・・Sangre de Cristoの山々の頂は・・数日前に白く冠雪した。初雪である。このまま、秋を越えて・・・山里は冬に直入なのか。写真の左端の夕陽でわずかに赤く染まっている山がTruchas Peak、標高3993m、ニューメキシコで2番目に高い山です。

サッカーの練習を終えて、フリスビーで遊んでいると・・・東の空から大きな満月ぽい月が。月齢だと・・明日、9月12日が仲秋の名月のはずなのだけれど・・。アメリカでは今日なのか?
横向きになってしまったが・・月は既にかなり高くなっている・・。どういうわけなのか・・新しく手に入れた7Dの描写が今ひとつなのである。多分、この絵を撮るのに使ったレンズが良くないことは分かっているのだけど・・同見ても、それ以上に悪い!

月は、東のサンタフェスキ場の真上を昇って行く。じっと見ていると・・月の動きは早い。見る見るうちに高い空の中に・・。明日仕事が速く終わり、覚えていたら・・いつも使っているNikonのカメラにレンズをつけて撮りに行ってみよう。 最近は、忘れることが多くて・・・(笑)。きっと明日思い出す頃には月は高く上っているに違いない。

2011年9月9日金曜日

Sayaが列車に乗って帰ってくる・・

数年前、サンタフェの街から、アルバカーキーの町まで通勤用の列車Rail Runnerが開通した。普段は、使う事はないのだけれど先週のレーバー・デイの週末の土曜の朝、Sayaがその列車に乗って帰ってきた。何時もだったら同じ街に帰る友達の車に乗せてもらって帰ってくるのだが・・今回は友達にアルバ・カーキの駅まで送ってもらってそこから1時間半あまりの汽車での帰宅。

サンタフェの方は・・オールドタウンの町の真ん中まで通じているのだが・・ABQは・・、便利の悪いAmtrackの駅からだ。絶対にABQ空港発にすべきだったと今でも思う。空港から駅までバスはあるが・・・。

線路は単線、ディーゼル列車だけれども客車は二階建てのちょっと洒落た列車だ。
ほぼ時刻どうり、サンタフェの最終駅のひとつまで待ち合わせて一番前の方から駅ノーホームを歩いてくる。学生割引で・・片道$3。後で調べたら1日乗り放題の切符もたぶん$3だったような。
学生の頃は、休みになるたびに当時の国鉄の周遊券を使ってよく旅行したものだ。無記名だったから、北海道に長く旅行する時など・・切れそうな周遊券を泊まったユースで出来た友達に交換してもらったこともあったような・・・(笑)。

こちらへ来て、列車で旅行したことは未だない。
いつか・・今も走っているAmtrackでABQの街からLAの街まで行ってみたい。安い時には、片道$60位で買えるようだ。もう・・・列車の椅子で眠るのは・辛すぎるかもしれない・・。

2011年9月7日水曜日

近所のトレールを歩く。

巷は3連休、私は休暇を1日とって4日間休みにした。Labor Day(Sept.5th)の月曜日、結局何もしなかった連休最後の日の夕方にRio Grandeの谷沿いのハイキング・トレールをカメラを首からぶら下げ、のらりくらりと歩いてみる。

西の空から頭の上まで雨雲が覆い始めたが、それから先の東の半球は僅かに雲はあるものの何時もの大きな青空。これを見ると、もう都会には戻れないなぁ~とつくづく思う。

真ん中を流れるのは、全米で2番目に長いRio Grande。コロラド山中に源を発し、ニュー・メキシコの真ん中を南北につっ切り、テキサスとメキシコの国境線となり最後はメキシコ湾にその水を落とす。ここらだと、水の少ない時期は・・場所さえ選べば簡単に反対側まで歩いていける水量。

谷の底まで深さは約300m。ミニ・グランド・キャニョンの様相だ。

川岸まで降りる『ブルー・ドット・トレール』がある。今回は、時間も遅いし・・天気もどうなるか?そして一人だし・・、キャニョンを見下ろしながら崖のそばのトレールを散歩。

いたるところに、サボテンがある。種類は少ないが・・数はある。5月あたりにすべてのサボテンは鮮やかな色の花を咲かせるが、この時期はサボテンの花は見ない。
この4連休、天気さえよければ近場でもいいから星空撮影をかねたキャンプに行くつもりであったが・・。一つには、相棒の薫君がお腹を冷やしたせいか鼻声にり・・そして、毎日夕方に決まったように来る夕立が何時もより長く続き、足が重たくなって、結局出ずじまい。今週も3連休なのだけれど・・今週末から8週間、薫君のサッカー・シーズンが始まる。土曜日のお昼、住んでいる町から往復320kmあまりのロードとリップのスケジュールがぎっしり。

1歩踏み外してしまえば100mその下は何も無い岩の上に小さな穴が。その穴に前日に降った雨水が未だ残って空を写す。 その岩ノ下にぼやけて写っているのが谷底へ続くBlue Dot Trail。

谷の向こう側は・・・標高3500mを越える、サンタフェの山々。ついこの前まで見れた力強く点に突き刺すようにのぼる入道雲の季節はもう終わってしまったようだ。 

正面V字谷の右側がサンタ・フェ・スキー場。望遠で撮るとスロープがはっきりと見える。サンタフェの古い街並みは・・写真よりちょっとだけ右方になる。

カメラを構えている場所がすでに2000mあるので3500mの山々は思ったほど高くは見えない。写真下部の弧を書く様な黒い帯は、谷の向こう側の崖面。雲の陰で覆われているの真っ黒になってしまった。


西の方の空は真っ暗で、雲の様子がとても良い。
雲の切れ目から天子の階段が地上へ降りてきている。ゆっくりと車を止めた方角へと戻っていく。

2011年9月6日火曜日

Camping @ The Same Place

私の一番好きなキャンプ場のひとつに、コロラド州中南部の街パゴサ・スプリングからSan Juan National Forestの未舗装の林道を走ること40分あまり、Williams Creak のキャンプ場があります。キャンプ場は、この写真に写っている貯水池のすぐそば、上流、そしてそこから流れ出るWilliams Creak沿いにいくつも点在しています。

最初に来たのはこちらへ来た翌年の1987年の夏。今は亡き職場の友人に紹介され、その春からTX州のライス大学に留学に来ていた後輩と奥様との3人でアメリカの最初のキャンプでした。

それ以来、子供が出来てからも幾度ともなくきて、渓沿いでFFしたり・・思い出の沢山ある場所です。ただ、日本からのアクセスは残念ながらかなり不便なところです。ここ最近、娘のSayaを同じ場所で三葉を上げます。

2007年6月22日、Sayaは未だ高校生14歳の夏。末の薫君と奥様は夏の帰国中、Saya、Ryotaと私の3人で来ました。Sayaはサッカーで足を痛めて・・長歩きは出来ませんでした。
2010年6月5日Saya17歳。この年の秋から大学1年生。高校の卒業式の翌週に私と二人できました。このときは・・山の奥深くまでハイキングに行きました。この夏、2011年7月15日Saya大学1年目を終わった18歳。 Saya,Ryotaそして、私の3人で。Ryotaがお酒を飲める年(21歳)になったので、ビールやシャンパンを沢山調達して行きました。Sayaが飲めるようになるには・・もうしばらく時間がかりそうです(笑)。

子供達もこのキャンプ場で・・のんびりと時間を過ごすのが大好きです。