2021年6月30日水曜日

昨夜は15mでVK/ ZLがOpen

 最近爺は、お酒を飲むと眠たくなって・・夜の10時(米国山岳夏時間/MDT)というのは深夜になってしまう。その分朝は早いのですが・・。

新しい無線機が手元にあるとついついその前に居ついてしまい、今まではYoutubeのVideoを見ていた時間にバンドをのぞいてしまいます。

2週間ほど前に強い風が吹いてアンテナのマストが30度ほど振られていたので最近新調したタワー登り用のハーネス(安全ベルト)の初使用を兼ねて、涼しい午後にタワーに登り・・アンテナの向きをただし、ついでにタワーも久しぶりに上げてみました。今まで使っていたのは沢登り用の腰下だけの軽いものでしたが、今回は全身用でホールド感がありますが、かなり重いです。タワーとはいえ、クランクUPタワーですので一番高いところでも10m弱のところでの作業です。両手を自由に使えるので安心して高所作業ができます。

午前中にEuそして中近東が聞こえていて・・・さすがに夜の8時過ぎにはハイバンドはCloseしてるかなと覗いてみると、局数は多くないですが主にJAや東南アジアの局と交信しているOC(VK,ZL,5W..)の局が15mできこえてくる。下は午後8時半から10時くらいまでのログ(LoTW)の写しです。


JAの局はアンテナを向けても聞こえてこない・・。こういう伝搬も太平洋上の赤道を横断したTEP(赤道横断伝搬)のようなものになるのかな?ちなみにWIKIでは,

赤道横断伝播(Trans Equatorial Propagation:TEP)
春分・秋分の頃、超短波において日本オーストラリアなど赤道を挟んだ遠距離に対して異常伝播が発生することがある。スポラディックE層とは異なる現象である。

厳密にいうと夏至を過ぎたばかりだから当てはまらないのかもしれないが、米国からだと、南の方角、南米への伝搬のことを言うようだ。

こちらのページは英語によるものだが、その中の図で伝搬のようすが直感的に理解できる。TEP



1日中聞いていると、最近一番世界中が聞こえるバンドは17mかなとつくづく思う。ただし、とうきょくのWARCーBANDアンテナは垂直系の1本で思うようには飛んでくれない。それでも500w近く入れると・・・EUと交信した直後にBY,東南アジア局から呼ばれたりすることもある。バーレーンの局が強く入っていたけれども、こちらは何度呼んでみても応答はなかった。

元来、うるさいところはあんまり好きではないのでこれくらいの感じでバンドが開けてくれると嬉しい。ただFT8だと・・・ゆっくり話すということはないので残念だが、アンテナをOC方向に向けているのにもかかわらず、呼んでくれたCO3HIは73のあと2回もメッセージを送ってきてくれて・・こちらもうれしくなって「ARIGATO」を送った。というのも、1つ目のメッセージでQRZのページを見たのか・・『TKS TSUTOMU』と僕の名前を送ってきてくれたので日本人だとわかってくれていたと思った。

しかし、この夏にはハイバンドで開局当時(~50年前)のような10W で海外まで飛んでくれるようなOpenはないのかなぁ~。

貧乏中学生の頃、TX-88DにVFO1のAMモードでSSB局相手に交信していたのを思い出した(笑)。ちなみにその時の受信機は春日電機の9R42J+SM5D(優れモノ)というコンビ、アンテナは40mのダイポールに15mでの運用でした。



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