2024年1月29日月曜日

TX5S(Clipperton Isl.) QRT

 久しぶりの本格的な大型DXペデイション大変楽しめました。運営がとてもスムーズでこれからのDXペディション運用のお手本になるのではと思ったのはきっと私だけではないと思います。

離島からの運用も無事撤去完了、サンデイェゴの港までも帰路に就いたようです。運用に直接・間接的にたずさわったOM さんたちに大感謝です。

離島での運用にもかかわらず、サテライト・リンクで常時REALTIME LOGをUP、QSO直後に自分のCALLがチェックでき重複交信も極端に少なく、素晴らしかったです。当局は、つたないCWでのQSO、いつもNOT IN THE LOGではないかとはらはらしながらの運用なのでとても助かりました。今更ながらCLUBLOGを見ても重複QSOが皆無です!

ONE-MANでのペディションではここまでは望めないでしょうし、3Y0での運用のように準備を万全にしていても、悪天候で最低の設備(100W+Dipole)でしか運用できな場合も多々あるでしょうが、普段から自局のアンテナ等も自分で満足できるまでは準備しなければと思う次第です。

当局は6mでのQSOは出来ませんでしたが、満足できる結果で、LoTWでもすぐに承認がもらえ、これで2018年退職後の無線再始動以来LoTWだけで297エンティテーまでくることができました。チャレンジの方も2000をやっと超えました。

老爺にとっての心残りは・・コールサインが昔懐かしいFO0ではなかったくらいでしょうか(笑)。


クリパートン・マルペロは・・・JAでDXを始めた頃に知った夢の交信相手局でしただけに!


2024年1月27日土曜日

顔を出した瞬間にZD7Z 局とQSO on 80m-FT8

 Bare Foot(100W)の運用だと聞いていたので80mより長いバンドでは難しいだろうなと半ばあきらめながらFT8で眺めていると・・・長周期の不感(3~5分間)の後、QSO出来るかどうかの短い時間だけ顔を出して見え隠れを繰り返す中・・・呼ぶ局がほとんどないといういい条件に恵まれた瞬間に呼んだらなんとQSO成立しました。80mでバンド・ニューとなります。この局はCLUBLOGで請求するとLoTWの承認してもらえそうです。


160mでも運用しているようですが、こちらはさらに難易度が一桁上がりそうです!



発注したLinear Amp機種変更・・・

1年ほど前、昨年の2月の初めに新しいリニアの購入のことを検討して、巷で評判の良いKM3KMから販売されているMercuryIIISというLDMOS リニアアンプの購入待機リストにの名前を載せていただきました。待ち時間はは1年あまりになるだろうとのことでしたの楽しみに待っていました。

MercuryIIIS

リンク先--→KM3KM

この機種を選んだ主な理由は、

1)USA(フロリダ州)で製造されているので修理が必要な時は迅速な対応がしてもらえる。EU製品はほとんどが本国送りで時間もかかるし代理店任せ。

2)回路構成的には1700W出力可能なLDMOS(BLF189XRA)1素子で電力合成もなく比較的単純そうで、故障も少なく最悪の時は自分で補修できそう。

3)約送料を含めて価格が約$3000と手ごろなこと

ということで1度決め、この1月まで約11か月待っていたのですが・・・去年の11月に日本帰国の際IC-7610を購入して使用中のIC-PW1に接続して使うようになると、些細なことですがバンド切り替えなどが自動で行われ、本体から切り離せて使えるリモート・表示制御機のがとても便利なことに気づきました。爺には欠かせない機能です(笑)

待ちリストに載せていただいているMercuryIIIsは残念ながらリグとの同期はリニア・アンプのAUTO設定だけでトランシーバーの周波数を検知してバンド変換という手順しかなく、少し不安があります。高SWR、過電流、過電圧、過入手電力、素子温度等への遮断保護回路は素晴らしく高速で良く動作するようです。残念ながら運用状況のモニターは本体のスクリーンだけとなっています。

こういうこともあり、上位機種のMERCURY LUXに惹かれるようになりました。


このモデルでは1400W出力可能なLDMOS(BLF188)を2素子使い、SSB・CWでは定格出力1500Wでの運用が可能です(Degital Modeでは減出力~800W )。(MercuryIIIsでは1200W)。自分的にはこの300wの差は気にならないのですが、この上級機種ではトランシーバとの接続でバンド自動切り替えができ、以前から使っているFTDX101MP とも特別な改造・装置なしで同期できます。さらにUSBでPCに接続でき、PC上でリニア・アンプの動作状況の監視、設定変更が可能なソフトがあり使い勝手がよさそうです。机上にはIC-7610, FTDX101だけでリニア・アンプ類は机横のラックに置いている私には設置・運用上の好条件です。

価格は$4300位と$1300程度上がるのですが、これが残りの生涯で最後の1台のリニアアンプの購入になりそうなので清水の舞台から飛び降りるような1大決心して予約の変更メールを送ったら、MercuryIIIsの製造発送予定は5月くらいとのことでしたが、LUXモデルは昨年8月オーダー分の制作にかかってるとのことで早速予約変更し、予約金$1200を送金したらすぐに制作開始、2月の中旬には発送可能とのことでした(万歳)。

最近のほかのリニアアンプと比較して唯一残念なのがATUが外付け(別途購入)になるということです。




2024年1月25日木曜日

160m-CW TX5S

25日02UTC 、思ったより早く160mの運用が始まっています。呼び始めて2~30分でどうにか取ってもらえ、160mもクリア―です。遅くなったらFT8での運用もありそうなので今夜は目を離せません。6m-FT8での運用も始まっているようですが、当局には今のところ見えてきません。


北米の局160mーCWでもたくさんの局が呼んでいます。

中央の信号がTX5Sで-18dBの減衰器を入れているのにもかかわらずSが~7近くまで振っています。これも2800㎞という近距離伝搬のお陰でしょう(感謝)。

追記160m-FT8:CWでは呼び始めて短い時間で手際よくQSO出来ましたが、夜遅くなってFT8に出てきてからはなかなか・・・時間が掛かってしましまいた。最初は2ストリームNA(北米)の局も取っていてくれたのでですが、そのあと・・・2時間くらいは1ストリームになりEU(欧州)の局を拾い始めて、これはEUとの伝搬が閉じたあとNA局相手にしてくれるかなと待つこと2時間余り。予想通り2-ストリームで対応しNA局を積極的に取り始めてから私が呼んでみると、数回でQSOに至りました。この間JAのOMさんたちもQSOしている様子も見えました。北海道・東北地方がSUNSETになり始め、JAとの伝搬が良くなってきたものと思えます。信号はとても強く、NA相手だったら5-ストリームでも問題ないのにと一人ぼやいて次第です。

これで余すところは6m。昨日NAの局もQSO始まっていました。聞こえてくればいいのですが。こちらも夕方から早い夜にかけてが良いようです。


2024年1月23日火曜日

TX5S on 80m-FT8&CW

こちらは昨夜の夕方からまず60m-FT8(01:55UTC)に始まり、40m-CW,そして80m-FT8/CWとなかなかのLow Bandでの運用が行われ、地の利(伝搬距離約2800㎞)を最大限に使ってどうにかQSOができました。


80m-は早い時間がEUの日の出時間になり、強い信号が聞こえているのにEU指定で、80mーCWでは・・・”UP EU EU EU”との指定があるにもかかわらずオンフレで呼び続けるNAの局も見かけましたが、顰蹙ものです! 聞いていた感じとしてはおおむね指定に従い、みんな待機している様子で、TX5S局の中強い信号が聞こえているのにその近傍はとても静かで不思議な感じでした。

JAの局長さんの80mでの交信の様子も聞こえていましたので、バンドニューとなった方も多かったのではないでしょうか。こちらは日も明け、Low Bandはこれで今日はCLOSEの時間となりますね。CLUBLOGの統計 を見ると、AS/JAも伝搬が良いせいか19%前後と多くなっています。AS/JA局が聞こえていたら優先的にQSOしているように見えます。

というわけで昨夜は深夜12時前後に80m-CWのQSOを終え、ぐっすりと休め、今日は未交信の10m-FT8,並びに17m-SSBの運用が始まるのが狙いです。夕刻からは160m-FT8の運用も始まるからと期待です。ペデションの方もすでに4万2000QSOを超えてきていますので6mでの運用もコンデションが上がればチャンスがあるかもしれません。

追記@16:30UTC:このページを最初にUPして1時間ちょっとの間に、強い思いがかなって10m-FT8,18m-SSBでの運用が始まり、平日の朝ということもあり比較的短い時間でQSOが完了しました。これで当局のQSO出来る運用されているバンド・モードはすべて完了。あますところは160m、それに6m(笑)。160m のアンテナは80mアンテナを数日間運用した後、160m用に変更するとのニュースで数日は運用がないようです。




2024年1月22日月曜日

TX5S 12mFT8, 15mCWバンド・スコープ

 北米は日曜の午前中、TX5Sの運用が始まったばかりでバンドはすごいことになっています。とはいえ、信号が強いのでFT8、CW両方とも快適な速度でQSOは進んでいきます。

livestream/TX5Sも快適に働ており、QSO直後にLOGの確認ができるのも重複QSOも避けられ有効に機能しています。

下のスクリーンショットは12m-FT8のバンドスコープのものです。

中央の周波数を意図的に24.911から1Kc高めにして、呼んでいる局が見えるようにして取りました。

中央下部の5本がTX5S局が5本のスレッドで対応している様子で、右側がTX5S局を呼んでいる局です。横軸は1目盛りが500Hz ですから中たての白線が呼び出し1KHzでほぼ3KHzまでいっぱい広がっています。当局は15分くらい周波数を変えながら呼んでいたらQSO出来ました。


こちらは15m-CWのバンドスコープの様子です。


中央の強力な局がTX5S局の信号でPreampなしで9+10dB程度ととても強力です。受けている方もオンフレで呼ぶ局があっても問題なく解読できます。QSOのあとで気づきましたが、IC-7610ではスケルチレベルを上げて聞くとオンフレで呼ぶ局も聞こえなくり聞きやすかったです。CWでの交信はやみくもに呼ばずに、注意してワッチして交信している局を見つけその近くの周波数で呼ぶと、比較的取ってもらえFT8よりは短い時間に交信できます。

このような場合はFTDX-101の時もそうですが、当局はバンドスコープ表示をReal Timeでレスポンスの良い設定の方が交信している局が見つけやすいです(DUALWATCH)。

追記21日@17:40UTC:書いている間に10m-SSBでの運用が始まりました。

中央から右にかけて(USB)がTX5Sの信号で、こおこでもPREAMAP-OFFでも59+10dB 近くまで振っています。指定がUP5~15で、呼んでいる局の多くが5、10,15KHzで並んで呼んでいるのが分かり、こちらは誰とQSOしているかCWに比べたらとても分かりやすいです。当局もほぼ前に局と同じ周波数で呼んだら1発でGETです(喜)。


LIVESTREAMでの交信状況も、4BAND・3-モードで同時に運用中。昨今FT8主体の運用が多い中、とてもモード・バランスの取れた運用中。ハイバンドで北米Wide-Openの中、毎分18局に迫る交信レート。総交信局数も既に1万局を超えています!



追記22日@0110UTC:日没とともに30&40m-FT8での運用が始まりました。30mは呼ぶ局はそれなりで比較的短時間(~5分)、それに比べたら40mはDXのメインストリーム、呼んでいる局は半端ではありません。それでも15分くらい呼んでいたらここでも無事とってもらえました(喜)。
40m-FT8でのバンドスコープのスクリーンショットをあげておきます。実際の呼び出しより1KHzあげ、呼んでいる局がすべて見えるようにしています。

中央左下がTX5Sの信号、ここでも5本のストリームで快調にQSOを進めています。

2024年1月20日土曜日

TX5S 運用開始・・・

 陽も暮れたことだし、19日(11PM前-ローカルタイム)の今夕は聞こえないかとのんびりお酒を頂いていたら、なんと20日0545UTCくらいに、17m-CWで運用開始されているではないか。

アンテナはすでに回していたのでバンドは静かな中18.069㎒ではっきりとTX5Sの信号が聞こえて、時折CQ・・・・UP2と打っている。数回呼んでみるもJAの局と交信している・・根気良く5分くらい呼んでいたら呼び返してもらえQSO完了。FT8とは違って、此処では・・TX5Sの信号がすごく安定して強く聞こえ呼んでいる局があまり聞こえてこないし、スコープにも見えてこない。

たまたまQSO中の局を見つけUP3あたりで呼ぶとすぐに取ってもらえた。そう思って聞いてると、どこかへQSYしたのか聞こえなくなってしまった。20mへ動いたのかもしれない。


追記20日@14:40UTC: ローカルタイム7:40AM Very strong CW Signal on 10m-CW



しばらくWatchしていて直前にQSOしていた局のすぐそばの周波数で呼んだら、これまたLuckyなことに1回で取ってもらえた。中央の1番強いのがTX5S、それからUP10KHz以上に広がっている。No Pre Ampで9+20dB以上振っている。

追記20日@18:45UTC: 18m-FT8(F/H)、さすがにこれだけの局呼んでいると取ってもらうまでに時間が掛かり、30分以上呼んでいた。時々送信を停止し、呼んでいる周波数がすいてるのを確かめながら呼び続けでした。