2022年9月6日火曜日

ロータリ・ダイポールを18m にあげ17mで信号の聴き比べる。

 9月5日勤労感謝の休日の朝、昨日制作・調整を終えたロータリー・ダイポール(アンテナA )をタワー・マストに取り付け、18mくらいまで上げ、FT8でこれまでの給電点高4mのλ/2の垂直アンテナ(アンテナB)とき比べてみると良く聞こえている。 

まずS-メタ―で見るとS3くらいのが信号がS7まで上がる。FTDX101では多分1Sが~3dB程度だから12dBも良いことになる。

実際値を検証するためにFT8で単一局を聞きながら(アンテナAアンテナBアンテナBアンテナA)と短時間で切り替えてみた。


伝搬状態はほぼ変わってないようでROTARY DIPOLE(アンテナA)で最初で+02、最後で+03dB。その間のλ/2の垂直アンテナ(アンテナB)と短時間で切り替えてみた値は-08dBと、その差は10dBもあることには驚くばかりだ。

参考にDX局の信号も同じように聞いてみると、6~8dB程度の改善がみられる。

これらの値は・・アンテナの利得の差だけではなく、ノイズの差も含まれているものと考えた方が良い。偏波の面、垂直と水平との差異も含まれるだろう。

スぺクラムスコープで見ているとわずかだがROTARY DIPOLEの方が雑音が低い。SWRも18.100㎒で1.3前後と低い(400W出力で測定)。時間があったら、NANO-VNAで60m同軸を通した測定も初期記録として取っておきたい。

残念ながら今現在18UTC, 24㎒での信号は皆無で受信比較はできない。FTDX101のSWR(100W出力時)は1.1、IC-PW1と外部のSWR計(リニアOFF)は1.6前後と少し高めに出ている。TH7DXの悪影響を受けているようだ。TH7のSWRも心配測定したが以前の目に見えた違いはない。

追記(19UTC):12mでの聞き比べの結果が出たので追記しておきます。


ブラジルの局PY4PSの信号を同じような順番で聞き比べしました。2.5から-5.5dB、12mでも18m同様、差として8dB前後の改善が見られました。


ロータリーダイポールの短所としては回転させなければならない点がありますが+8dBの改善は充分その使用価値があると思われます。



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