2024年1月20日土曜日

TX5S 運用開始・・・

 陽も暮れたことだし、19日(11PM前-ローカルタイム)の今夕は聞こえないかとのんびりお酒を頂いていたら、なんと20日0545UTCくらいに、17m-CWで運用開始されているではないか。

アンテナはすでに回していたのでバンドは静かな中18.069㎒ではっきりとTX5Sの信号が聞こえて、時折CQ・・・・UP2と打っている。数回呼んでみるもJAの局と交信している・・根気良く5分くらい呼んでいたら呼び返してもらえQSO完了。FT8とは違って、此処では・・TX5Sの信号がすごく安定して強く聞こえ呼んでいる局があまり聞こえてこないし、スコープにも見えてこない。

たまたまQSO中の局を見つけUP3あたりで呼ぶとすぐに取ってもらえた。そう思って聞いてると、どこかへQSYしたのか聞こえなくなってしまった。20mへ動いたのかもしれない。


追記20日@14:40UTC: ローカルタイム7:40AM Very strong CW Signal on 10m-CW



しばらくWatchしていて直前にQSOしていた局のすぐそばの周波数で呼んだら、これまたLuckyなことに1回で取ってもらえた。中央の1番強いのがTX5S、それからUP10KHz以上に広がっている。No Pre Ampで9+20dB以上振っている。

追記20日@18:45UTC: 18m-FT8(F/H)、さすがにこれだけの局呼んでいると取ってもらうまでに時間が掛かり、30分以上呼んでいた。時々送信を停止し、呼んでいる周波数がすいてるのを確かめながら呼び続けでした。


ZD7Z(St. Helena) FT8 強力に北米へ入感

 TX5Sの運用開始を今か今かと指をくわえて待ちながら、JAからだと比較的伝搬が難しい難しそうな南大西洋の島でのDX Pedition局から強い信号が北米へ届いています。

ZD7Z Pedition

このペデションでは160m~6m のバンドで運用予定のようですが、ベアフットのようで、160,80mでは簡単ではないもあしれません。FT8モードでのQSOが出来ればいいのですが。

Real TimeでLogがUPされているのが心地いいです。15m-FT8でQSO出来たのですが、Logに反映されなかったので1時間後に再度QSO,今度は直後にLOGに表示されて一安心です。

Real Time Log

以前もここで触れましたが、Native局も比較的ActiveでQSOは出来ていたのですが、Direct QSLだけで、LoTWでは長い間承認してもらえなく、この年末年始にかけてのPedition局によってやっと承認いただけATNOになったばかりです。未承認のOMさんたち、この局はCLUBLOG/OQRSで要求すればLoTWで承認もらえそうなのでこの機会にぜひQSOされるのをお勧めします。

追記@0250:40m-FT8でZD7Zを呼ぶ局を1時間ほど夕食の準備をしながら見ていると・・ちょうど食事ができて食べるときになって、私の方でも数回見えてきて、此処だと(かつ丼食べながら)呼ぶと幸運なことに1回で呼びかけに答えてもらい交信成立。こちらは3~400W程度の出力だったので-01dbと比較的強いレポートを貰えたが、相手局は-19~-22とほぼ限界に近いところで交信が成立している。


この後も見えかくれ、今は山で-15dbまで上昇。2~3スレッドで対応しているようです。

40mでこの信号レベル、80mでは見えてくるかどうか❓❓❓❓です。

2024年1月19日金曜日

TX5S(Clipperton島) のUPDATE

 最新の知らせdx-world.netでは、18日の朝くらいに目的地に到着して、荷下ろしを始める予定だとの状況報告です。昨日17日の船の位置は島から約100海里ほど北の方だったようですから、船の速度から計算しても今15:30UTCには到着していそうです。TX5S 日本語サイト


これは現在発表(18日15:30UTC)されている船の位置で、17日21:58UTCの時刻が刻印されています。これまでのところ天候も良く、荷下ろしには時間が掛かるかもしれませんが、順調に進むと、早ければ・・・19日中には運用が始まりそうな様子です。

当局から距離(2800㎞)も近くパイル・アップさえ抜け切れば、160~10mでのQSOは比較的簡単にできそうです。FT8での運用は初めてのようですから、しばらくは混みそうです。狙い目はCWかなと思いながら、早速アンテナをほぼ真南に向けて聞き始めるとします。

JAからも距離はありますが、ほぼ100%が海上伝搬ですから比較的強い信号が聞こえてくることと思います。


VOACAPによる当局(DM65vt)からの伝播予想と伝搬路です。出力100w CWモードを仮定しての予想結果です。日中がHigh Band, 日没後がLow Bandで高い確率です。
 
TX5S 日本語サイト TX5S メインページ

追記その1 @18日18:30UTC:
島から7マイル(約11㎞)のところに停泊中。海が荒れ船は揺れが激しい模様。未だ上陸・荷下ろしは始まっていない模様です。

『UPDATE @ 1830Z Message from Gene, K5GS: “We’re about 7 miles from the island. The sea is rough and the boat is rolling enough to make for a very uncomfortable ride”.』


追記その2 @19日18:30UTC:昨 島へ無事上陸でき、9人のクルーが滞在した模様(居住用のテントの中か?)。19日朝7時(現地時間)からアンテナ、無線機や予備のテント、その他を搬入開始。搬入が完了次第アンテナ・無線局の設置を始める様子。
『NEWS UPDATE @ 1400Z Quick update via Gene, K5GS:This morning’s plan is to bring over the remaining equipment, primarily radios, antennas, additional tents, etc. This should begin in 1 hour (7AM local). There’s a lot of work yet to be done. There will be no additional updates until we’re all on the island and the campsite setup is completed.』


2024年1月15日月曜日

気になる内部雑音?(IC-7610)

 Low Bandで運用する機会の多い人は・・外からの雑音を減らし聞きやすくするために、RF-Ampをオフにし、ATTの減衰量を調整したり、RFゲインを必要最小にして運用する人は多いのではないでしょうか?

数年前にFTDX101を手に入れた時に、AF段の雑音はどの程度だろうと思い、RFを最低にして聞いてみると、AFを最高にしても雑音は全く気にならない(NR/OFF)。実に、AF最大でRFを調整して充分使用に耐えるわけで重宝している。その静けさには驚いた。

実際の運用では・・AFゲインは12時方向にほぼ固定して、RFゲインを耳に聞きやすいように調整をしている。

昨冬、入手したばかりのIC-7610でふとLow Bandでの受信はどうなんだろうと、同じようなテストをすると、なんとPreamp-OFF、ATT:-18dBに設定、RFゲインを最低にしても、AFゲインが10時あたりで既に耳障りになる雑音が聞こえ始め、最大にでもしたスケルチを開放したV/UHFのFMで無信号時の雑音のような長くは聞いていられないような音。アンテナ接続を切り、アンテナの代わりに50Ωで終端して聞いても全く変わらない。

無線を始めたばかりの50数年前はざ~っという雑音が聞こえないと心配ではあったが、さすがにこの不必要な雑音は気になりだした。どこかの段階(ADC?)でこの内部雑音は発生・混入し必要以上に増幅された結果なんだろうと思ってしまう。

もちろんこれは通常の運用では問題にはならないのですが・・・・・。

皆さんの最近のYAESU,ICOMの機器では如何ですか❓❓❓コメント頂けると嬉しいです。


ところで、今朝はこちらのローカルタイムの4AMに起き、Vietnam vs. Japanのサッカーを半分眠りながら聞いていました。前半2-1と先行されている間は心配になってきましたが・・前半終了直前に2-3と逆転に成功し、後半に追加点を加え2-4になってからはホッとしながら最後まで聞いていました。しかし最近の日本チームのゴールの美しさには感動さえします!頑張れJAPAN。

2024年1月10日水曜日

外部キー・パッドの制作(IC-7610)

 FTDX-101ように作ったCW/RTTYメモリー・キーヤー、ボイス・メモリー操作用のKey PadがDXペディション局を呼ぶときにとても便利で重宝しているので、コンデションも上がってこない静かな午後、他に何もすることもないときにIC-7610 用にも制作してみました。


右側の4つスイッチのある箱が以前作ったFTDX-101 用。左の3つボタンがIC-7610 用です。

IC-7610 では8つのメモリー迄選択できるのですが・・FTDX-101ではほぼ2つくらいしか使わない事が多かったので+1で3つにしました。中の回路は数本の抵抗とRFを逃がすコンデンサーを1個ととても単純の回路です。FTDX-101用の物を製作したときに余分に買っていたプラスチック・ケースとスイッチを使いました。

(ICOM IC-7610 日本語マニュアルから抜粋 20-4)

私の場合は CW の場合はペデション局を呼ぶ時のために#1に自局のコール ”KF5SM" そして呼ばれて答えるとき用に#2を”5NN TU”と簡単な内容にしています。#3にはコール確認のため”5NN DE KF5SM TU"と入れていますが、あまり使用することは無いです。

未だに実際のQSOには使っていませんが、問題なく動作してくれていて、迫っているTX5Sクリパートン島ペデションでは活躍してくれそうです。

2024年1月4日木曜日

ZD7 & 7O LotWで承認、ATNOで 295/303

 新年あけて朝の1番のニュースが北陸地方の大地震。目に入ったのが・・気象庁発表の震度7は誤報だと聞いて、少しはほっとしたが・・・時間がたって色んな映像が入ってくるととんでもないことになっているとの実感。

被災され亡くなられた人並びにその御家族・ご親族の方々への追悼とともに、未だに不明の人たちの救援が進み、被災された方々の安全が確保され、少しでも今の状況が改善されることを遠くの地から心より祈るだけです。

さらに羽田空港での飛行機事故、災害地救援のために出動されたにもかかわら途中に亡くなられた方々へ黙祷をささげます。さらに奇跡的ともいえる事故機からの避難された乗客、乗務員の方々の心身の早いリカバリーをお祈りします。

ところで、今朝3日、LotWを開いてみると、ATNOが2つ、LotW上での承認が295まで増えていました。万々歳!!!近々クリパートン島での運用も計画されており、300代も夢ではなく、もう少しかと思っています。

ちなみにDXをやってらっしゃる方はお気づきの局も多いと思いますが、ZD7の局とのQSO自体はそんなに難しいことは無いのですが、LotWでの承認をもらうのは極端に難しいと感じています。今回は、ZD7局との30,31回目の2-QSOで、ポータブル運用の局がLotWで承認してくれたもので、大感謝です。

2018年春再開局後にLotWで承認受けたQSOは次のようになっています。

紙のQSLもこれ以外に数枚、さらに1990年代前後のが10数枚あります。

追記:ZD7がなかなかLoTWで承認もらえないと書いたばかりですが、昨日FT8でQSO出来たZD7CTO局はすぐに承認もらえました。Many ThanksとZD7CTO。 




2024年1月1日月曜日

明けましておめでとうございます。

 新しい年も皆様にとって素晴らしい年になり、健康第一でアマチュア無線を思う存分十分楽しめますように!

皆様と10~15mで主に、Phone(SSB)でもゆっくりお話しできるのを楽しみにしています。信号が届いておりましたらどうぞよろしくお願いします。お声がけてくださればとてもうれしいです。


今、こちらは大晦日の朝を迎え、のんびりしていますが、10m-FT8で10mバンドニューとなる3B9AT(ロドリゲス諸島)とQSO出来ました。


音を聞きながらFT8を運用するのですが、呼ぶ局は多数聞こえても3B9AT局の音は耳を済ませれば・・何か聞こえてきているのかもしれないというレベル。それでもPCはしっかり解読して表示してくれます。10mはバンドさえ開け人工雑音が低ければ、自然雑音自体のノイズ・フロアーは低いからPre AmpをOnにしていても雑音は低いまま(高いS/N)、比較的小電力でもQSOが楽しめます。