2025年6月25日水曜日

ZS8WのQSL今しがた到着

 消印は6月5日になっていて、米国片田舎の私の所へも6月24日火曜日に無事配達されてきました。2.6ユーロ・・のスタンプがはってあります。米国($1.65) と比べて郵便料金がかなり高いのに驚いています。

とりあえずかみQSLゲット、あとはLoTWでの承認を待つばかりです。


当局の時間の問題で、15m BandでのQSOはできませんでしたが、80~10mでCW、FT8でのQSOが出来たのが良かったです。

2025年6月9日月曜日

Direct QSLs from 9L5A(シエラ・レオーネ)

 9L5A(シエラ・レーオネ)とのQSLが配達されてきました。


このDX-Pedition局は総交信回数12万QSO を超え、当局も幸運にも伝搬が良かったのでたくさんQSO(29バンド・モード)が出来ました。


最近配達されてきたQSLs(OQRSで要求)






2025年5月26日月曜日

DRAKE L-4B Linear Amplifier

 1969年に発表されたDRAKE のリニアアンプ L-4B です。

この個体は友人から頂いたもので、製造年は未確認です。

ほぼ同時代のヒース’・キットSB-220 と同じような構成で、アイマックのZERO-BIAS球 3-500を2本パラレル接続でSSB入力電力2000Wを可能にしている。

トリオ・ケンウッドから販売されていたTL-922もほぼ、これとほぼ同じ構成になっています(バイアス電圧が添加されています)。造りはTL-922は頑丈にしっかり作られている感じがします。ただ、内部は手を入れるのも難しいくらい混んでいます。その点このL-4BやSB220は比較的簡単に手が入れられる余裕があり、改造も出来遊べそうです。

マニュアルに記されている諸元です。

フロントパネルの様子。左上のメーターで陽極電流を随時モニター、その下のメーターはスイッチで陽極電圧、グリッド電流、進行波・後退波電力がモニターできる。陽極電圧はSSB/CWで変えている(右下の赤いスイッチ)。



上部カバーを外し、内部を見た様子です。主電源は外付け、右上の黒いトランスは球のヒーター用のトランスです。製造から時間がたっているため、銀メッキされている銅板・銅コイルは酸化が進み黒ずんでしまっている。


2本のEIMACの三極管3-500をサイドから見た様子。冷却は(写真2枚目の中央上部)シロッコファンを使用し、球の下部のソケットの方からガラス製のチムニーを通し陽極キャップを経てシャシーの上部の穴あき版を抜けて放出される。

2025年5月21日水曜日

ローテーター交換とアンテナ補修

 1989年に購入しタワーに乗せ使っていたハイゲインのT2Xローテータも、再開局した2018年にオバーホール(清掃と再グリース)して使っていましたがブレーキが作動しなくなり、強風の折にアンテナが回り始めていたので交換を決めました。

去年の年末にE-BAYでYAESUのG-2800DXAを日本から購入しようと計画していましたが、取付穴やサイズ的に交換できるのか心配で(しっかり調べせずに)、延び延びになっていました。それでトランプさんの関税の問題がきっかけとなり、その前の今年の3月くらいにオーダーしたら国際便にもかかわらず1週間もしないで手元に届きました。無事関税かけられることもなく、こちらで購入より3割がた安く入手できました。

2000mの高地の気温が上がってきた5月の第2週、ZS8のペデイションが終わった、風の吹かない朝(7AM~)を狙って工事を開始。現用のTH11 アンテナが風が吹くたびにがさつき感があったので、降ろして補修。エレメントアルミパイプ間の伝導・酸化防止グリス塗も。40Kgほどの重量のアンテナで、上げるときは次男の手助けでどうにか上げました。

今回は私だけなので、友人から勧められた3連滑車の使用で思ったより楽に上げ下げが出来ました。クランクアップ・タワーなので降ろしてからの工事で地上高はマストの先でも10~mくらいの高さになります。

1番心配だったタワーのローテーターマウント板の取付穴、並びにケーブルコネクターの整合性は・・何も問題なく、板をきれいにするだけで簡単に取り付けができホッとしました。驚いたのは・・・T2Xローテータ(12kg)の重量がG-28(6.5kg) の2倍近い重さでした。

そのあと、日を開けて翌日、TH-11 をタワー上にあげ取り付けSWR特性を確認して無事主な部分の補修完了。

あとは・・・簡単なケーブルの再敷設・・・ともっていたらおおまちがい。12D相当のLMR600を2本(6mYagi&TH11)10D相当のRG214を2本(30mRDP&160mスローパー)、ローテータ制御ケーブル1本・・・これが超重たい。ケーブル結束を外し・・古いケーブルを取り外し・・長さを合わせて再結束。


という感じで・・結局仕事始めてから春の休風の影響もあり、3~4日かかって工事ほぼ終了。アンテナは快音を立てて軽く回ってくれていて大満足。


昨日から自作の30mのRotary Dipoleの交換として、友人から頂いたミニマルチの40mRDPを30mように改造中(エレメント長を短縮するだけの予定)、今日中にはどうにかタワーにあげられそうな予定です。




2025年5月15日木曜日

TRIO TS-900S Line(1973~)

新しいTOYを友人から頂きました。

私が開局したのは1970年、ローカルのOMから春日無線の9R42JとSM-5Dを譲っていただき、テレビ球を使ったA3送信機でした。開局して3年後の1973年TORIOから発表された当時の最高機種、TS-950です。その中でも多分日本国内でしか販売がなかったTS-900Sは終段にEIMACの送信球 4X-150を使たものです。アメリカでの販売品ははKENWOODブランド名で、6LQ6x2の構成のようでした。

この個体の制作年月日は調べていませんが、50年の月日を経てもしっかり基本的に動作します。(若干の調整は必要そうです)。
回路の各部はそれぞれのモジュール化され、ボードはシールドされ、コネクターを介してMOTHER BOARDに差し込むようになっています。各部の調整には2X18のエクステンダー・ボードを介してボードを本体から外に出してから行うことになります。とはいえ、主要な調整はそれぞれのボードのシールド板の穴を介して行うことができます。

この個体は50年も経つというのにとても綺麗です。右上の網のある銀色部分の下が終段部で4X-150 が鎮座しています。4X-150はセラミック球ではなく、冷却フィンの付いたむき出しの陽極とソケットの間は4 CX-OX△のようなセラミックス材ではなく、ガラスで、真空と高電圧絶縁をしています。幸運なことに、この球は大分作られていたようでいまだに適当な価格で缶入りの新古品が手に入ります。




2025年5月7日水曜日

TX9A 6m-FT8

 JAとは比較的良く6mでも開けていたようですが、やっとこさこちらでも開き始めQSOに至り6m 1UPです。

ここ数日南のほうから開いていましたが、今日はなんとNA(北米)東海岸から始まり・・次第と西の方へ来たところでのQSOでした。



2025年5月3日土曜日

TX9A 160m-FT8 Band New

 JAからは6mでOPENしていたようで、同じ時間にUS-WESTでは160m-FT8で弱いながら解読でき、しばらく呼んでいるとどうにか取ってもらえてQSO完了。

160mでは久しぶりの1-UPとなり喜んでいます。80mもBand Newだけに、あとは6mで開けてくれれば万々歳というところです。


RR73は幸運にもギリギリの信号強度で解読していたようです。