2021年10月18日月曜日

半導体不足の影響?

 昨日IC-PW1の故障か所、素子の特定ができて・・・問題の石、MRF-150MP を発注しようとOnlineでカートに入れて購入しようとすると、『Back Order』”在庫なしで納入待ち”とのコメントが、良く良く調べると・・50個余りの納入が来年1月、そのあとは来年5月に500個とか・・・。これって、最近の半導体不足で、あんまし売れない、古い素子の製造は先送りされてるとか???

おいおい・・。オーダーしたら2~3日で配達され、来週の末には修理を完了して、あわよくば使えるようになるかと思っていただけに・・奈落の底に突き落とされた感じ。早くても来年にならないと使えないというわけだ。どこまで我慢できるか不安だ。

今朝(日曜)起きて、IC-PW1のガタイから取り出していたモジュールを中に戻し・・パネルとかカバーも全部元に戻す。あれだけ沢山あったねじも一つも余ることなく元に戻ったのは自分では驚きである。いつもは1~2個残るのがふつうである。

意気消沈のなか、以前使っていた球アンプを220Vラインにつなぎ、無線機との接続を終えて、数年ぶりに使ってみる。ソフトスタートがついていないのでスイッチを入れると・・”ぽ~~ん”と懐かしい音とともに照明がともる。セラミック管の8875を2本使っているのでスイッチONから3分間待ってやっと使えるようになる。結構冷却用のファンの音も耳に障る。

久しぶりの使用だからヒーターに火をいれて少し暖機運転。球へのいたわり(笑)。

15mに設定してドライブ電力を5W でTUNEを取る。200Wほど出ている・・。20w弱のドライブパワーで500Wまで出てくれる。しばらく使っていなかったので、球の冷却フィンに積った埃の焼ける匂いが懐かしい。

最近はFT8での運用が多いので連続運転ではこれくらいがいいところ。SSBやCWだと1kWーPEPで運用しても問題ない。そう考えると・・IC-PW1は連続運転でも1KW問題なく得られたから、今から考えると。優れモノだ・ONしてからすぐに待ち時間なしで使えるのも良い。つくときだけONにすればいい。何より・・・昔のアンプより静かなのが良い。


上がIC-PW1その下が今しがた火を入れたDentron社製・MLA2500(1970年代中期)。一番下がSignalOne社のCX7A、多分最初のデュアル・レシーブ機能を付けたトランシーバー。真ん中のリニアが異常なほどに小さい。FL2100Bくらいの大きさで2kW +の入力、最高出力1.2kW PEP程度が得られる。

マニュアルを開いてみるとSSBで2kw PEP input, CW,SSTV,RTTYで 1kW DC Inpuと書いてある。もちろんFT8とかの表示はない(笑)。

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