2024年1月27日土曜日

発注したLinear Amp機種変更・・・

1年ほど前、昨年の2月の初めに新しいリニアの購入のことを検討して、巷で評判の良いKM3KMから販売されているMercuryIIISというLDMOS リニアアンプの購入待機リストにの名前を載せていただきました。待ち時間はは1年あまりになるだろうとのことでしたの楽しみに待っていました。

MercuryIIIS

リンク先--→KM3KM

この機種を選んだ主な理由は、

1)USA(フロリダ州)で製造されているので修理が必要な時は迅速な対応がしてもらえる。EU製品はほとんどが本国送りで時間もかかるし代理店任せ。

2)回路構成的には1700W出力可能なLDMOS(BLF189XRA)1素子で電力合成もなく比較的単純そうで、故障も少なく最悪の時は自分で補修できそう。

3)約送料を含めて価格が約$3000と手ごろなこと

ということで1度決め、この1月まで約11か月待っていたのですが・・・去年の11月に日本帰国の際IC-7610を購入して使用中のIC-PW1に接続して使うようになると、些細なことですがバンド切り替えなどが自動で行われ、本体から切り離せて使えるリモート・表示制御機のがとても便利なことに気づきました。爺には欠かせない機能です(笑)

待ちリストに載せていただいているMercuryIIIsは残念ながらリグとの同期はリニア・アンプのAUTO設定だけでトランシーバーの周波数を検知してバンド変換という手順しかなく、少し不安があります。高SWR、過電流、過電圧、過入手電力、素子温度等への遮断保護回路は素晴らしく高速で良く動作するようです。残念ながら運用状況のモニターは本体のスクリーンだけとなっています。

こういうこともあり、上位機種のMERCURY LUXに惹かれるようになりました。


このモデルでは1400W出力可能なLDMOS(BLF188)を2素子使い、SSB・CWでは定格出力1500Wでの運用が可能です(Degital Modeでは減出力~800W )。(MercuryIIIsでは1200W)。自分的にはこの300wの差は気にならないのですが、この上級機種ではトランシーバとの接続でバンド自動切り替えができ、以前から使っているFTDX101MP とも特別な改造・装置なしで同期できます。さらにUSBでPCに接続でき、PC上でリニア・アンプの動作状況の監視、設定変更が可能なソフトがあり使い勝手がよさそうです。机上にはIC-7610, FTDX101だけでリニア・アンプ類は机横のラックに置いている私には設置・運用上の好条件です。

価格は$4300位と$1300程度上がるのですが、これが残りの生涯で最後の1台のリニアアンプの購入になりそうなので清水の舞台から飛び降りるような1大決心して予約の変更メールを送ったら、MercuryIIIsの製造発送予定は5月くらいとのことでしたが、LUXモデルは昨年8月オーダー分の制作にかかってるとのことで早速予約変更し、予約金$1200を送金したらすぐに制作開始、2月の中旬には発送可能とのことでした(万歳)。

最近のほかのリニアアンプと比較して唯一残念なのがATUが外付け(別途購入)になるということです。




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