2021年8月4日水曜日

誘導雷で大きな放電!

 北西の山の方角から大きな黒い雷雲が近づいてきていたので天気予報のサイトで降雨レーダーを見ると、急激に山際から雨雲塊が、こちらの方へ来ている様子がうかがえた。


まず、シャックへ引いている同軸ケーブルの類をアンテナスイッチのところでコネクターを抜き無線機から切り離す。AC115V の電源ケーブルも外す。ただ、Linear AMPの220Vは接続のまま。そのあと雨が降り始める前に・・Low Bandの垂直アンテナの給電部から同軸ケーブルをはずし準備完了。

予報のように・・それから10分もしないうちに雨がひどくなり大きな雷が鳴り始める。小さいが雹(ひょう)も混ざっており、屋根からの雨水は滝のように流れ始める。

無線機の前のPCでレーダーを見ながらいると・・ケーブルを切り離したアンテナスイッチから鉄製の無線機用ラック(キャビネット)のサイドへに『バチ~~ッ』と大きな誘導雷による放電がみられた。

アンテナ・タワーは下げていたがどのアンテナで拾ったのかはわからない。多分、低く降ろしてはあるがいちばん長い160mのスローパーで拾ったのでは?1段目のアンテナ・スイッチは4本のアンテナをアースへ短絡状態にしてあったがそれがさらに直列接続されている2段目のアンテナスイッチのところで放電は起こった。

そのあと10分くらいで、雨もやみ・・遠雷の轟が聞こえるくらいに落ち着いてきた。

ケーブル接続していたら無線機がどうなったかと想像すると恐ろしい。最近は無線機を使い終わると少なくともアンテナ・ケーブルだけは外すようにしているが、時折忘れることもある。要注意!

リニアや新しい無線機は複数のアンテナ接続用のコネクターがついているが当局は1つしか使用せず、アンテナの切り替えは手動のアンテナ・スイッチを使っている。無線機運用中は少し不便ではあるが、このため1つのコネクターをはずすだけで、アンテナと無線機の接続を簡単に切れるようにしている。

この間PCは使っていたが何の問題もなく使えた。

追記:1時間ほどたって、機器の通電テストをしリニア・アンプも定格出力を確認。今のところ何の被害もないようだ。

追記-その2:お昼の雷雨を乗り越せてこれで終わりかと思っていたら…6時間後今度は夕立。ずいぶん風も強くなってきて雨も。予報では昼間のより大きくなりそうです。雷が轟いていて、早速ANTENNA Disconnectです!!!



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