自宅から車で3時間半ほど、最後の30分余りは未舗装の砂利道を走ります。季節によっては雪に覆われたり、水が道路を流れていたりして通行不可能なこともよくあります。さらに、真夏には陽がさし始めると摂氏40度を超えることも良くあります。行くためには事前の詳細な計画と状況を詳しく把握しておくことが必要です。
まず公園につくとVisitor Centerへ行くそして、キャンプ場へ行ってキャンプサイトを確保。最近はOnlineで撮れることもあり、結構サイトは混んでいて、この日も最後のいくつかの場所をどうにか確保できました。
この公園にはこの30年余りに数回来ていて、これは4度目になります。公園内の遺跡の写真は以前紹介したことがあるのでここでは、はしおります。
公園最後の駐車場に車を止め、それからPenasco Blancoまで片道5㎞ほどのハイキング。距離はどうにか普通にあるける長さで、ほとんどが砂地みたいな平地です。ただ、途中木陰もなく、夏の熱い気温の中では辛いハイキングになります。僕たちは4月夏時間の午後3時過ぎ、夕方の時間に歩いてきました。
途中にもたくさんの遺跡や、落書き等あって興味深く歩いていて退屈しません。
今回の第一目的のSN1054、1054年に爆発したというかに座超新星の様子を描いたものだと思われている落書き。Penasco Blancoの遺跡の1マイルくらい手前のがけの下向きの岩に描かれていました。高さは7-8mのところで、描くためのアクセスは難しくどうやって描いたのかも不思議です。手の指の方向はかに座の方向、そして超新星爆発が起きた時の月の形・・。こんな謎解き・・想いこみも・妄想・・とてもたのしいです。
http://en.wikipedia.org/wiki/SN_1054
とはいえ、このChaco Canyonの科学的な調査はかなり進んでいて、Pueblo Bonitoの遺跡のたてられた過程、それに巨大なメサの頂上にたてられた天文観測ようの遺跡等・・数えたら枚挙がありません。
公園のVisitor Centerの裏手には小さいですが天文台もあり、4-5年前に来た時にはそこの望遠鏡と数台の望遠鏡を11月の夜の寒い中のぞいた思い出もあります。
近くの街まで50㎞以上離れ、陽が沈んだらあたり一面360度地平線が見え、漆黒の闇に見る星々は素晴らしいです。
この日の最終目的地Penasco Blancoです。遺跡があまり修復もされず、今でもこのようにちかづくことができます。かなり緻密に岩の板を積み上げられて作られています。
Pueblo Penascoから歩き始めたVisitor Centerの方角を眺めます。下の広いキャニよんのずっと右奥の方向になります。空の上の方に半月が出てるのがわかりますか(笑)?
歩き始めて10分もした頃、断崖の壁に見つけました。『ペコちゃん岩』と名付けました。アメリカ生まれの薫君も分かってくれました(笑)。
ここのキャンプ場は木が全くなく木陰がありません。4月だっとはいえ、朝がたは砂漠ゆえ、かなり冷え込んでいました。トイレはすぐそば日あるのですが飲み水はVisitor Cebterのそばまで汲みにいかなければなりません。車で5分くらいです。
2008年10月24日来た時の写真を数葉添付しておきます。
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