週明けの月曜日あたりに6mの八木が配送されてくる予定。その前に手持ちにあった約~60mのLMR-600の実際長をnano-VNAのTDR機能を使って測定確認してみることにした。
LMR-600は外径が15.3㎜程度あり、12D-FBと同等のサイズと性能を持つ網線とアルミフォイルの2重シールド構造となっている。
LMR-600の速度係数(VF)はTimes Micarowave社の資料ではVF=0.87とあるが、NanoVNAのData Setでは10D同軸相当のLMR-400 の値しか見当たらず、とりあえずその値のVF=0.85を使ってみた。
TDRでの測定値は60.27mタワーの上まではシャックから45+mだからどうにかこれでまに合いそうだ。予定では・・給電点直前にLMR-400でコイル型のチョークバランを挿入する予定である。nano-VNAは測定点が100しかないので測定誤差に心配はあったが、Startを固定、STOP周波数を10,20,30~200MHzとSweep Rangeを変えて(測定周波数間隔変えて)測ってみたが結果は数㎝くらいの差しかなかった。
Data Sheet によると50㎒での損失は60mあたり1.0db程度に収まりそうで、1kW程度の電力は問題なく給電できそうだ。ただケーブル自体60mもあるとかなり重い。明日にでも床下にもぐって無線室からタワーまで引き回せればという予定である。
しかし…nano-VNAは~$35くらいで手に入れた測定器なのに今ではアンテナの調整やマッチング回路の設計にと、私にとってはプロ器遜色なく使え手放せない測定機になっている。
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