2013年7月21日日曜日

Kingman,AZ -Rt66-

 7月5日昼過ぎまでKnott's Berry Farmで過ごし、New Mexicoまでの家路につく。翌日6日の夕方の飛行機で日本に帰国中の娘のSayaが戻ってくる。地元ABQの空港でお迎えの予定。LAXで迎えてもよかったのだが、10時間余りのフライトのあと、さらに車で1500㎞は過酷かという親心から(笑)。薫君と二人だけで走ることに。

カリフォルニア州アナハイムの近くからI-40 (RT66)沿いを東に向けてモハベ砂漠を走り、カリフォルニア州最後の街Needlesを過ぎ、さらに1時間あまり走るとアリゾナ州キングマンという宿場町がある。

ちなみにカリフォルニア州ニードルズのガソリンは1ガロン$4.79とこの旅行で最高値。その前のバースタウでも$4.69!そしてAZ州へ入ったこのKingmanでは・・$3.29。1ガロン当たり1ドル50の違いは大きすぎる。(注意・・この間ガス・ステーションはないので必要だったらぜひ給油するように!)

街に到着したのは日没前、砂漠の熱風はまだ暑い。ホテルに入るとすぐにInternetで夕食場を探す。普段は適当にホテルのそばで食べるのだけれど・・適当なところも見つからず、昨年と同じDennysだと・・今一つ。さがしていると、Kingmanの旧市街地、アムトラックの駅の近くにあるBBQレストランを見つけ、すかさずに決める。

貨物列車は キングマンの駅をとても速い速度で走り抜けていく。この時間は無人駅になっているがとても綺麗な駅だ。アムトラックの客車も東向けと西向けの列車が1日1両通過する。シカゴから地元サンタフェをぬけロス・アンジェルスまで走る客車だ。いつかはその列車に乗ってみたいと思っているがなかなか機会がない。

 Kingmanの駅から西の方角を見ると、古いホテルの看板の奥のモハベ砂漠の方角へ夕陽は落ちていく。
『HOTEL BEALE----AIR COOLED』の看板は往時の名残。当時はエアコンの無いホテルも沢山あったに違いない。モハベ砂漠のホテル、真夏の夕方、軒下のいすに座り扇風機の風を受けながら冷たいビールを飲むのも美味しかったことだろう。

Kingmanは、Historical Highway Rt66の宿場町として名高かった。旧市街の方へ行くと古い街並みが残って個人経営のホテルもまだ多く、土産屋もある。
 夕食は旧市街の中にあるBBQショップへ行く。洒落たお店ではなく気軽に入れるレストラン。
フードの並んだところで注文をすると目の前でさらについでくれて、会計を済ませてから食卓に着く。サイドで頼んだオクラのフライは数字のついた旗をくれるのでそれを食卓の上に立てておくとでき次第持ってきてくれる。
これで$9くらいだった。豚のBBQにコールスローサラダ、コーンにロール。そんなに量は多くなくこれだけすべて食べられた。味は薄味で、数種類のBBQソースがあり好みで選び、ソースを付けながら食べる。食事も街並みもRt66の雰囲気を十分楽しめた。
このページの写真はすべて数年前の小さなコンデジで撮ったのですが、シーンモードさえ択べば思ったような絵が撮れてしまうのには今更ながら感心。

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