2013年6月3日月曜日

Sunset in Wildfire

 5月31日金曜日、ABQからの帰路Santa Feの山の裏側、Pecosの山の中からきのこ雲のような高くどす黒い山火事の煙が登っているのを見ていたら、逆方向、西側の私の家のあたりの方角にも少し山火事のような煙が昇っていた。2年前の山火事と全く同じ方面、スキー場の山の裏側(西側)からだ。この写真は、我が家から車で10分くらい西に走ったところにある、Bandelier National Monumentの近くから撮ったものだ。
つい数週間前、2年前の山火事の爪跡を見て意気消沈し、キャンプの時も森林が異常乾燥してるのを身をもって感じていた時ばかりに・・・・残念だ。
 このブロッグの表紙Topの写真は2年前の山火事の折に自宅から撮影した、煙と山際に見えた幻想的な夕陽。その時とおなじよう状況になるのではないかと一瞬不安が頭の中をよぎる。
 6月1日土曜日撮影。太陽が沈むところの木は葉はついていなく、2年前の山火事で燃えて立ち枯れた松の木のようだ。

山火事の煙の中に見える太陽は何時も黄色から・・煙の濃さに応じて真っ赤に見える。

そういえば20年ほど前、1000㎞以上北に離れたYellow Stoneの山火事の煙がこちらまで流れてきたときは、恐怖感は一切なかったし・・ひと月ほど毎日真っ赤な夕陽が見れたのを覚えている。
2年前の山火事は、夜になると・・大きな気が真っ赤に燃え上がるようすが我が家の前庭からはっきりと見え、その火球には恐怖を覚えた。

今のところ、火元は山向う、未だ差し迫った恐怖感は湧いてこない。今回の火事も2年前同様に電線が触れ合って発火したらしい。電線の下にあった木々が成長して電線に触れていたのかもしれない。対岸の山の裏側、Pecosの山火事の原因も同じらしい。

太陽は・・そんなこと気にもせず・・何時ものように西の山の端に沈んで行ってしまった。

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