山火事の煙のなか、新月だったこともあり・・前庭に出てNikonの35㎜f/1.4AI-Sの古いマニュアルレンズで星夜の撮影試みる。6月9日、日曜日午後10-11時。流石に開放だとコマ収差が暴れまくる。f2まで絞ればかなり改善されるがそれだと星は点にしか見えず、星座を確認するには収差があった方がわかりやすい。
時期的にまだ早すぎるが、夏の大三角形・白鳥座の近傍。尻尾と・・・胴体の中心羽の両側の軽い星が簡単に確認できる。
レンズを南東の方に向きを変え・・天の川をとる。まだ時期が早すぎて、地上の明るさを拾ってしまい銀河の様子が・・はっきりとしない。遅くまで起きて撮れば、高度があがり夜空の漆黒が深まる。
方向を北西へ・・カシオペア座をおってみる。これまた高度が低すぎて地上の光をひろってわかり辛い。電柱のすぐ左、家の右上あたり、うえむきのWになってるのがわかってもらえるとおもう。
普段はこんな水平の出ていない絵は撮らないが・・夏至も近いこの時期、サソリ座全体がよく見える。電柱のすぐ上が、一番下部のサソリのしっぽが曲がっているあたりなる。右上の青白い3つの星が『頭』、赤い星がサソリの胴の中央部。
さそり座のすぐ上を飛んでいく夜間飛行Jet.
これはひと絞り絞って(f/2) で撮ったみた。誰でもよく知っている星座だ、星がありすぎて分かりにくい。どの星座かわかりますか?
開放(f/1.4)で撮ると明るさ以上に、豪快にコマ収差が出て画像はボケるが、青い星を追うと、すぐに星座が確認できる。北斗七星。同じ時間にも撮ったにかかわらずこんなに『ひと絞り』の違いは大きい。
前の写真と比べ、どちらがいいかは見る人の好みで違う。女性と星(座)は開放撮影かな(笑)。
近くの山火事が鎮火し、煙がなくなって大気の透明度が上がれば 空はもっと暗く、星はさらに明るさを増すだろう。まだ50%しかContainedされていない。モンスーン・シーズンが始まるまであと一月あまりはくすぶり続けることだろう。
2 件のコメント:
さすがにNM、サソリが高いですね。これが庭先から撮れるというのがウラヤマシイです。
玄さんこんにちわ。
この時期あまり撮ったことがなかったのですが・・さそりがしっかり全部見えるとは思いませんでした。
週末にSan JuanへFF行ってきました。昼間はNimph Fishingばかりでしたが、日の入り近くになって急にサーフェースでアクションが始まり・・1時間あまりDryで楽しめました。22-24のミッジでしたがかなりの確立で取り込めました。
5-6年ぶりに行ったのですが、サイズが一回り小さくて・・16-18”ばかりでそれを超えるのはつれませんでした。
本当はこの時期ランオフで水が多い時期なんですが、慢性の渇水で水が低いのも影響しているのかもしれません。
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