2010年12月31日金曜日

View of 3 Northan New Mexico Churches

2010年12月28日、北部ニュー・メキシコで写真に撮られるBest3の教会を廻ってみました。

後景からはじめます・・・。私の大好きなアンセル・アダムスの写真集の中でもよく見られる世界遺産の登録されているTaos Pueblo内の教会の後景です。

このSan Geronimo(St. Jerome) Chapel は1850年代に作られた。オリジナルの教会はこのそばに1650年代に作られたがメキシコ戦争のときに破壊され、その遺跡がこの礼拝堂のすぐ北側に残っている。
真正面から夕方近く、逆光で撮った教会。アダムスの写真に出てくる教会とは・・ちょっと形が変わっています。それを囲む門の様子もかなり違います。
この教会も彼の作品に出てきますが・・正面からではなく、道沿いの背面からの絵が有名ですから・・ここでは・・まず正面から・・・。
Taos Puebloから20分も離れていない・・Rancho de Taosという道沿いにある教会です。 

この、ど~~んとおしりをすえたような形が・・アンセル・アダムスや・・・ローカルの画家ジョージア・オ・キーフの目を引いたようです。さすがに・・大地の強く根を張ったような印象を受けます。
1700年後期にアシジのサン・フラシスコ修道院の布教で作られた教会です。以前にもここで紹介したことがあります。


そして・・・ここにも・・安定感がある後景の教会が素晴らしいです。Santa Feから30分あまりで行ける・・Santuario de Chimayo。なかなか・・後ろまで廻ってみることはありませんが・・今回は・・はじめから意識して・・裏のほうへ・・・。

教会の中へ入ったら・・ちょうどミサが終わるところで・・一緒に出てきた神父さんが・・親切にこの教会の出来た背景を詳しく話してくれました。以前、何かの雑誌で読んだことがあったのですが・・直接聞くと、さらに身近に聞こえるのでありました・・。
今回・・実は・・長男良太君の大学の日本人の友達が私たちのところへクリスマスの後に滞在してくれ・・教会が見たいとのことで・・1日かけて・ゆっくりと北ニューメキシコの教会を3つ・・歩いてきたのであります。
この日は天気の良い中・・久しぶりに気持ちよく・・シャツターが切れました・・。 3教会とも思ったように大きく、豪快な『おしり』があってとても楽しかったです。
これらの教会にもうひとつだけ加えるなら・・以前紹介したTrampasの教会です。
道の選び方によっては、サンタフェから山の中を抜け・・Chimayo, Trampas, Taosの2教会を廻って・・帰りは・・Rio Grande沿いの渓谷を通って帰るというコースもとても面白そうでおすすめできそうです。




2010年12月26日日曜日

How was your X'mas ?

今年もクリスマス・イブにサンタ・フェのキャニヨン・ロードのあたりを歩いてみました。
サンタフェ・スタイルのアドビ(干しレンガ)の家に、素敵な玄関のドアです。


奥には行った裏通りは真っ暗。蝋燭の灯りだけで・・街は光りを取りもどしたように。この家は去年も撮りましたが、とても良い雰囲気です。

キャニヨン・ロード沿いのギャラリー。これだけ電飾あると・・蝋燭の灯りのファラリトスはくすんでしまう。

今年のサンタフェのイブは1週間前の雪も解け比較的暖かく、キャニョン・ロードは人手が多かった。それでも、サンタフェのイブ、蝋燭の灯が燈されるひと時はゆっくりと静かに流れていった。


貴方のクリスマスは如何でしたか? 私は、またひとつ思い出に残るのイブが過ごせました。  ありがとう~!



こんな素敵なCMが流れている頃、私は日本を離れ、すでにこの地に・・・。http://www.youtube.com/watch?v=ZGu7SGxNWyo

・・目を閉じて・・音だけが良いかもしれない。


こちらのFMでは・・・この曲が一番耳にしたかな。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆ Happy Holiday ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2010年12月25日土曜日

Christmas Eve in Santa Fe




Santa Feのクリスマスイブの夜は、普段くらい街の通りが何万本の蝋燭の揺れるやさしい灯りで燈されます。
狙いどころは・・キャニヨン・ロードから入り込んだ人気の少ない裏通りです!キャニョン・ロードは多分1年間で1番混んでいる時間となります。
三葉は昨年の写真です。今宵もカメラをブラ下げて歩いてきます。雪がない分少しは暖かそうです。さてどういう絵が撮れるか・・。カメラぶら下げた日本人らしい人を見かけたら声を掛けてください(笑い)。
                        Happy Merry Christmas to you all!

2010年12月14日火曜日

ふたご座流星群

ふたご座の流星群、13日夜の10時から11時くらいの間、裏庭の月影で見ていました。1時間弱の間に明るいもの、暗いもの・・目に入ったものは3-40個くらいはありました。

残念ながら写真のフレームに入ってくれたのはわずかにこの一葉。右下にかすかに入っています。 これは・・オリオン座のすぐ南側、地平線上です。

天頂からやや北。流れる飛行機雲の上にボ~ッとしている星が、アンドロメダ座。肉眼では見つけ辛いですね。

これよりわずかに天頂側では・・スバルが青い色に明るく輝いています。
月が明るすぎるのと、わずかながら雲が流れ・・ベストな状況ではありませんでしたが、かなり沢山の明るい星が流れました。今日あたりは月が太り半月に近くなって、さらに明るくなります。・・それでも・・私の目に入った流れ星の半数は・・とても明るいものでした。

南の地平線から、天頂、そして北の地平線まで・・ふたご座近傍でなく、ほとんど全天で観測できました。16日までが見るのに良い時間だそうです。灯りの多い都会でも、天気さえ良ければ・・温かい格好をして今夜にでも外に出てみては?・・きっと見えますよ。その時は・・・願い事を・・忘れずに!

この一葉は・・オリオン座ふきん。オリオンの赤いベテルギウス、おお犬のシリウス(右下)それに、こいぬのプロキオン(左端中央)・・冬の大三角形(正三角形)が・・いつの間にかこんなに見えるようになっています。

真ん中を走るのは・・残念ながら飛行機の航跡です。

2010年12月13日月曜日

Walk around Small Volcanoes

ペトログリフ国立史跡内には・・ペトログリフが沢山見られるトレールとは別に、小さな火山が1列に並んだ火山跡のトレールのハイキングが出来る。アルバカーキの空港から車で2-30分、I-40を西に走って急に目の前に広大な平原が開けたあたりでHighwayを降り、数マイル行くとトレール・ヘッドに着く。
12月11日土曜日、Sayaを大学の寮でPick-Upして、Ryotaの飛行機が着くまでの合間、強い風はあったものの、暖かい日で寒くなく気持ちの良い散歩ができました。

広大な西部の平原の空には、飛行機雲が幾重にも重なり・・Xの文字を大きく描いています。

今回は・・3つの火山の頂上を登りました。といってもそれぞれ多分100mもない高さ。一番高い火山の頂上からさらに北へ並んだ火山を見る。ずっと先に見える山(直線距離で80kmあまりの斜面に私のすんでいる町はある。)一番高い山の標高は3000mを越える。今年は雪が少なく、3000mの頂上でさえ未だ雪が見れない。

1番南の火山の頂上から、北の方を見る。
今日のハイキングは比較的楽な・・・5km前後。頂上からは見晴らしも良く、とても気持ちの良い歩きでした。
夕日の沈む時間まで居たら、さらに素晴らしい光景に出会えたと思えます。
右上に見えるのは、アルバカーキの町にあるサンディア・ピーク(3000m)の北端です。この山は、町の端のほうから・・ロープウェーで30分ばかりで登れ、夕日の時の西の光景は素晴らしい。頂上にレストラン、バーがあり・・。山の反対斜面はスキー場になっている。頂上から見えるABQの街の夜景も素晴らしい。時間がない人は、ロープ・ウエィーの下の駅の駐車場から見る夕焼け、街の夜景も見逃せない。

ペトログリフ国立史跡のサイトをリンクします。

2010年11月28日日曜日

Trail Headのサイン

拡大した看板には・・こんな生々しい写真が。

きっとこれらはインディアンが1000年前に使っていた壷の破片を見つけるのより難しいはず・・。実際・・南向きの崖にはインディアンが住んでいた洞穴が・・無数にあって・・インディアン書いた壁画や割れた壷は比較的簡単に見つかる。

感謝祭の週に休暇を加え5連休にしたまでは良かったが・・、風邪で寝込んでしまって大半の時間をベッドの中で過ごす羽目に。4日目の土曜日、朝から身体の調子がよくなったので・・娘のSayaとハイキングに出る。このTrail Headまでは家から歩いて20分あまり。遠くの谷のしたには・・Rio Grandeが左から右に流れる(見えない)。

トレールの入り口には・あまり見かけない表示が・・。それも、実物の写真つきで・・・。
ちょっと、あせってしまいます。それでもトレールには沢山人の歩いた足跡があるので・・・そのまま・・。まぁ・・地雷ではないからよしといううことで・・(爆)。

トーレールは比較的簡単なルートでしたが、場所によってはこんなところも。私の家の近くはこんなところが多いです。病み上がりの身体、ゆっくりとリハビリ兼ねて少し汗をかく位の早足で。

こんなのをハイキングの途中見つけでもしたらどうしましょう?いくら・・Own Riskとは言え・・日本ではありえないでしょうね。

それでもこんな素晴らしい景観の政府所有地を一般に公開してくれている分感謝しなくては・・。

家のそばにこのようなトレールが沢山あるのだから、雪が降る前の週末には、もっと身体動かして・・来年の夏には・・14ers(アメリカでは14,000フィート(4200m)を超える山をこう呼びます)に登ろうと・・仕切りと娘に言われます(笑)。

New Mexico 週には4000mを越える山はありますが、14ers(4,200m)は車で3時間余り北へ行ったコロラドに行かなければありません。

2010年11月27日土曜日

歓喜の表情 -Elephant-

ライノ君、今にでも・・地面に頭をぶつけそうなくらい『落ち込んだ表情』です。
寂しいような顔にも見えます・・・。この子は・・どうしたのかな・・体調でも悪いのか、ちょっと心配。

それに比べて・・この象さんの表情見てください。目といい・・おちょぼ口をひらいたところといい・・全身でうれしさを表しています(笑)。
私の向けるカメラのレンズににポーズをとってそんな表情を????
それだったら嬉しいのですが・・・。実は・・Zoo(象ではない) Keeperの人が、この子の目の前を干草を持って歩いて・・・これから与えようとするところなんです。Zoo Keeperの動くほうに・・・ついていって、ちゃんと干草入れの箱に・・・好物の干草を入れ終わるまで行儀良く待っていますが・・気持ちは隠せません(笑)。
こんな表情見るのは本当にまれです。

2010年11月26日金曜日

くらげ・・

最寄の海から1000km以上離れた砂漠の中の小さな町の水族館でも、日本海で捕獲されたクラゲが見られます。水族館でクラゲがこれだけ大きな展示になってきたのはいつの頃からでしょうか?

私が子供の頃行った水族館では見た覚えがありません。さだかな記憶がないと言ったほうが正確なのかもしれません。

これは、発光するおわんクラゲだと思います。お椀の先から出た無数の細い繊毛のようなものが分かりますか?暗い中の手持ち撮影、なかなかうまく撮れません。細い先まで、オーガナイズされた、そのゆっくりした動きは、見る者の心を癒してくれます。
水槽の中は、人工的に水流が作られています。水流がないと・・最初のうちはおわんを動かして上のほうに上がろうとするらいしいですけれど・・そのうちに疲れて底の方に集まって、力尽きて死んでいくそうです。
脳がない、肛門がない・・とっても不思議な生物です!  宇宙人の子孫かも(笑)。
とかく言う私も、見えない流れに押し流されて・・いつの間にかクラゲと同じこんな所まできてしまって・・・・。
満月を6日ばかり過ぎた、早い時間の月のない漆黒の夜空。娘の弾く『月光』・・・が途切れ途切れだけれど・・耳に入ってくる。広大な宇宙の暗闇を浮遊するクラゲのような・・それでも、ふわっと水の中を浮いた瞬間のわずかばかりの恍惚な喜びがしずかな私の心のなかに沸いて来る。 そのわずかばかりの光りがあるだけで・・私はどこでも生きていける気がする。

2010年11月21日日曜日

Bio Park散歩・・。

休みの金曜日、デンバー総領事館の出張サービスで申請していた家族のパスポートを受け取るためにABQへ。そのあと、むすめのSayaを大学の寮でPick-Upしてダウンタウンにある・・BioーParkへ。年間家族会員になった。
Bio-Parkは・・主に、植物園、水族館、動物園からできており、天気の良い日は冬でも快適な散歩が楽しめる。

植物園は・・この時期冬枯れの景色で・・花は見られないが・・それでも散歩するには快適です。同じ場所に水族館があります。動物園は少しはなれたところにありますが、入園の際に動物園往復の機関車の切符(往復$2)を買っておくと片道30分あまりで着きます。
動物園は・・金曜の朝にもかかわらず、小さい幼児から高校生のフィールド・トリップで思ったより人がいました。猿や・・チンプ、ゴリラ・・オランウータン表情見ているだけで楽しい時間が過ごせます。


2010年11月15日月曜日

サッカー, ビリ決定戦~再出場(笑)

2トーナメント連続連戦連敗・・・。今回のトーナメントも1つも勝てずに、ビリ決停戦出場・・。頑張って・・ブラケット試合で・・一番強い相手にゴール入れるのだけれど・・勝てません。

・・出来立て3ヶ月のチーム。もうしばらくは勝てそうにもありません。

つかの間のゴールの喜び・・・。これで、秋のシーズンは終わりになります。サッカーフィールドに雪が降るまでの週末は・・お父さんの運動がてら・・しばらく親子サッカートレーニングは続きそうです。
来シーズンのトーナメントでは・・できれば・・ぜひ、1勝だけでもして欲しいです(笑)。気長にその時まで楽しみにしています。

2010年11月12日金曜日

Clouds over Rio Grande Overlook

2010/11/11 Veterans Day(退役軍人の日)、薫君のサッカーチームの今シーズン最後の練習がありました。あと残すは、週末のトーンメントだけ。

練習があった町のサッカー・コンプレックスの先には、Rio Grandeを見下ろすOverlook Parkがあり、練習中に私だけちょっと散歩。寒い風が吹き始めた空には雪雲のような・・・色の黒い雲が青い空に浮かんでいました。

200mあまりの谷の下を流れるRio Grandeを南のほうに見る。左の山の麓がサンタ・フェの町になります。

空の高いところにある雲は、日を一杯浴びて眩いほどに白く輝き、低いところの雲の下側は真っ暗。
右の山の一番高いところあたりがサンタ・フェのスキー場がある山で、標高3500mほどあります。今年は・・山の積雪が・・例年よりずっと少ないです。
ところで・・左手前の山・・・『ワニの頭』のように見えませんか? 1枚目の写真では、ちょうど真ん中に位置しています。
広い空に浮かぶ雲は見ているだけで楽しくなって来ます(笑)。
明日は有休をとって4連休にしました。薫君が学校終えて帰って来てから、3時半頃にサッカー・トーナメントのあるあるバーカーキの町に行きます。片道2時間弱160kmの距離ですが、週末2泊してきます。

2010年11月8日月曜日

たとえば・・日曜の遅い午後・・

夏時間の終わった日曜の午後・・・・末え息子のかおる君とサッカーの練習を2時間あまりやったあと、週末の家の仕事を終る。

・・最低温度が氷点下をきるようになり、庭の芝の自動スプリンクラーのセットをとめた・・・それでも庭に暖かい午後はホースを伸ばし水をまく。
西に少しかタ向き始めた晩秋の柔らかい逆光の日差しが庭に水をまく水滴をきらきらと輝かせる・・・。
日本から輸入された白鶴の一升瓶を持ち出し・・西日の逆光に光る水撒きの水滴を見ながらこっぷ酒。ちなみにこの1升瓶純米醸造で・・・1本$17ちょっと。昨晩買って来ました。最近、日本酒の香りがどういうわけかとても好きになって・・飲みすぎのきらいがあります。
椅子の上に、Netbook PCを持ち込んで・・実は・・一杯やりながら・・・こうやって書いているわけであります。

美味しい一本です。ちょっと私には甘いような気がしますが、りんごのような香りはとても素晴らしいです。1升・・多分1週間は持たないなあぁ・・(笑)。

25年前の春、こちらへ来ることを決心しなかったら・・今は・・・どうしていたかなぁ?・・~と思いながら、風の音・・・遅い午後の午後の鳥のさえずりを外に出てゆり椅子に座って日本酒を飲みながらPCを打ち、こうやって書いていることは・・・ささやかな幸せなんでしょう。
『たとえば・・・』という書き出しがとても好きです・・。そのあとの文章は・想像の世界の文章で良いですから・・・。
昨日は・・娘と娘の出身高校のサッカーを見ながら、その合間に『Social Network』という、『Face Book』創設者達の話の映画を見ました。こうやって私が・・・ブロッグに書き込むのも・・・誰かに・・読んで欲しい・・という気持ちがあるのと同時に・・自分の記録として残しておきたいと願望の現われかもしれません。
Netの世界・・現実の世界・・大分近づきづつあって・・頼もしいと思います。Netのおかげで、キツツキの木をつつく音を耳にしながら・・こんな人里離れた田舎に住み、それでも、日本に住んでいた頃の20数年の距離感がまったくありません。
ちなみに、いまPCで医龍3の第4話を見ています。

コロラド州デュランゴ

綺麗なロッキーを一望に出来る標高2000mの高台にフォート・ルイスカレッジのサッカー・フィールドはあります。
ロッキーの山々もそうですが・・此処から眺める蒼空は格別に広く感じます。

Nikon 16-35mmCPLフィルターなしでも・・こんな空の色になってしまいます。

下の2葉は、300mm+1.4xで撮っているのですが・・さすがに色乗りが悪いです。確かに・・山々が遠いせいもありますが・・
サン・ホワン国有林内にある1万4千フィート(4200m)を越える山々の頂は・・例年より遅くて少ないですが冠雪が見られます。

Sayaの友達のKelesyのサッカー・チームがデンバーから来るというので、車で4時間弱のDurangoのまちのフォート・ルイスカ・レッジまで応援に行ってきました。
コロラドの中でも一押しの場所です。交通の便が悪いのでなかなか行きにくいのが難点ですが・・。今回は昼ごはんと試合だけ見て、ゆっくり出来ずに帰ってきました。古い町並みもとても素敵です・・。

2010年11月4日木曜日

2010-11-04 日の出前

薫君のオーケストラの朝錬の日、東へ向かう車の中から、日が昇る前の東の空が雲に覆われその下の部分に鮮やかに照らし出され始める。今週で夏時間が終わる前の早い時間・・。かおる君を学校に落とし、急いで帰宅してカメラを取りに行く・・。

この時間の陽の角度は・・一秒おきに変わって・・雲の下を照らす様子は・・あっという間に変わっていく。風景の画角から20mmくらいの広角が良いかなぁ・・と思いながら広角をつけるが、撮影後・・雲の精緻な陰影を撮る為に望遠にしておけばよかったと後悔。この次の機会??には望遠を試してみよう・・・。
今朝は昨日より暖かい・・。昨朝は氷点下だったけれど、今朝は6度あまり、車の窓ガラスにも下は付いていない。
さてさて・・・これから仕事に行ってきます。
朝の新鮮な2葉でした。 今日一日良い日にしてください!

2010年10月28日木曜日

Ansel AdamsのNew Mexico

先日Amazonで買ったアンセル・アダムスの写真集『Ansel Adams 400 photographs』が、今日配達されてきた。1916年、彼が14歳のときに撮ったヨセミテの一葉から始まる代表的な作品のアルバムだ。私にとっては・・アメリカ西部の光景のバイブル的な存在。改めて・・・作品の一葉一葉に感動するばかりです。
アメリカ西部の自然に興味のある方(特に国立公園・・・グランド・サークル・・)あらためて、一押しで薦める写真家かつ写真集です。 

ここに上げた2つの教会、4葉は、彼のNew Mexicoの写真に登場するものです。アングルも季節も違いますが・・・やはりどうしても、住んでる者にとっては気になる被写体です。 サンタ・フェの町から小一時間、チマヨという町にある教会・・Sanctuario de Chimayo。こじんまりとしている小さな教会ですが・・地元では・・どんな病気でも治してしまう魔法の土で有名です。

水平が取れていなくて見づらいですが・・。質素なトタン屋根のたたずまい。私みたいな観光客も多いですが・・熱心な教徒が訪れます。
次の2葉は、さらに北に行ったTaosという町の入り口の道沿いにある教会, San Francisco de Asis。アメリカで一番写真に撮られてるという噂も聞く教会です。
アダムスが、撮ったのは・・正面からの一葉ではなく、教会の背面から(道沿い)から撮ったものです。
一番写真に撮られているという噂も・・アダムスの作品がその要因になっているのはたやすく想像できます。彼の写真では・・もっと、左よりの角度から・・で~んと、腰をすえた存在感のある教会の様子がとらえれれています。彼のTaosの写真のほとんどが・・・いまは世界遺産となったTaos Indian Pueblo内の写真の中ですが・・この一葉だけが・・プエブロの外の教会を撮ったもので興味が惹かれます。
ちなみに、その教会の正面はこのようになっていて・・おおきな New Mexicoの空の強烈な陽の光りとその陰・・・広大な空に浮かぶ雲・・を背景にすると、存在感は充分にあります。 
ぜひ、図書館でも彼の写真集見つけてページをめくってみてください。ここの写真は、以前に撮ったものをアルバムにしたものから選びLinkしたものです。




2010年10月23日土曜日

秋の夕暮れ・・

この夏過ぎから、綺麗な夕陽が見れないなぁ~と思って・・いたのは思い違いみたいで・・ただ、その短い『瞬間』に、私が閑居して何もせず、外に出て西の空を見ていなかっただけのようです。

もう少し頻繁に夕刻のひと時、外に出て・・ゆったりと自然の流を見たいとつくづく思うのであります。

残念なのは・・旧暦9月13日の栗名月が雨で見れなかったことです。今夕10月22日は・・多分満月になります。午後3時過ぎから西に向かって4時間あまり運転してFarmingtonという町まで行きます。

満月の出は逆方向で見られないかもしれませんが・・西部の広大な大地の奥の地平線に沈んでいく夕日を眩しく見ながらひたすら西へ運転します。

2010年10月16日土曜日

Hiking to Cerro Pedernal

秋休みで帰宅中のSayaを誘って、ずっと気になっていたCerro Pedernal(標高9,862 feet, 約3,006m)へ・・・登る計画を。とはいっても・・朝起きて・・相変わらず天気も良いので・・何処かへ行かなければというあせりに駆られて・・・・(笑)。かなり高いところから西の方角を眺める。すぐ下の平坦部を歩き・・右側に出て、右の方向から斜面を登ってきました。

登ってきた北の遠景をのぞむ。右端にかすかにアビキュウー湖の一部が写っています。
アビキュー湖を過ぎ、ハイウェイを西に向かってさらに15分ほど走り・・、サンタ・フェ国有林の林道#100(未舗装)をさらに20分ほど行くと、左に何の標識もない4WDロードが始まる。
最初は狭いだけで問題ないが・・しだいに・・道は上下にくねり始め・・大きな岩が出はじめ、車の底を打たないように注意しながら慎重に運転する。
20分近く行くと・・これ以上は装備なしでは進めそうにない場所に着く。狭い道で車の方向を変え・・100mほど手前にあった広い場所に車を止める。・・そこから歩き始めて30-40分、写真のような開いたメドーにつく。低木の樫が綺麗に色付き、その上にCerro Pedernalの頂上が・・。




急なガラ場を休みながら登ること・・1時間あまり。20-30mはあると思われる・・垂直な壁に。・・眼下はアビキュー湖まで見渡せる。これ以上、上には装備がないと登れない。何処かに登れる場所があるはずと・・壁に沿ってしばらく歩き回るが・・・ぜんぜんそれらしきものは見つからない。

残念ながら・・これ以上の登攀は諦める。
帰宅して、調べてみると・・頂上まで登攀できる唯一の場所の30m近くまに居た事が判明。とても残念でした。その場は3-5メートルの垂直に近い岩の割れ目らしく、手足をかけて登ることが出来るそうです。近日中に再挑戦です!
2009年4月撮影の一葉。ジョージア・オ・キーフが住んでいたゴーストランチから、アビキュー湖越しにCerro Pedernalを望む。彼女の絵に時々出てくるのが、右端の頂上が平らな山がCerro Pedernalで・・その得意な形様から、かなり遠くからでも見つけられる。