2023年5月18日木曜日

新アンテナ効果?・・5UA99WS ON12m-FT8

 5U(AF:ニジェール共和国)自体はUSから伝播の難し地域ではないのですが・・バンドが開ける最高時よりずっと早くに聞こえ始めEU局にまじりQSO出来たのは・・・新しいTH11DXの12mでの最初の実際に感じた結果です。見え隠れている中、タワーを上昇させしばらく見ていると-12DBくらいまでUP。受信状況が安定し呼び始めたら数回で取ってもらえました。400W出力。


QSBのあるEs層反射によるような伝播でした。ちなみにVOCAP→VOCAPによるこの時間の伝播予報は次のような様子です。QSO時刻が14Zですから12mでのW5-5U間の伝搬がやっと開け始めたばかりの時間となります。

12mと17mはこれまでRotary Dipoleだったので、新しいアンテナでは5~6dBdくらいの利得があるので、信号が聞こえ始める時間が早くなり、時間も長くなることを期待していました。FT8の時は安定にDecodeされていれば出力電力によるQSOの可能性の変化はないとみています。(当局は複数局に呼ばれた場合、珍局以外の場合はむしろS/Nの低い局を優先的にQSOを始めることが多いです。)
近接周波数での複数局運用時は、S/Nの低下をかなり受けるようです。それでも、2~3局の認識はできるときもあるのでまさに驚きです。

2023年5月16日火曜日

TH11DX finally on the Tower

4月下旬にポチッっていたHygain社の5-Band,11素子八木・宇田アンテナ、タワーの直下でくみ立て、1週間ほど待って次男が帰宅した後、今日5月15日月曜日、二人でどうにか無事設置完了。

すべて手作業で、タワー最上部のマストにプーリを付けロープを垂らし、まずはこれまで30数年使ってきたTH7DXと自作の12&17mRotary Dipoleを下ろし、TH11DXを時間をかけ、休み休みどうにかあげることができました。重量ほぼ40㎏、ブーム長は以前同様の7.2m。手作業で揚げるのは・・これくらいのアンテナが限界だなと痛感しました。

数時間前に外での仕事を終了し、全バンドの特性をNANO-VNAで 測定して記録。以前と比べて帯域が狭くなったバンドもありましたが、今回はSWR特性をCW・FT8帯に近いところに合わせ調整し、どうにか自分の満足できるところに調整できていました。

未だやっと使い始めたばかりですが、

1)20~10mまでのHigh-Bandすべてでアンテナ・スイッチ変えなくて済むのは、誤操作も少なく、安心でき便利です。

2)TH7-DXは30数年前に調整してあげ、Phone Bandに調整していたので、バンドによってはCW/FT8運用時にはIC-PW1のアンテナチューナーを使うバンドもありましたが、TH11DXではすべてのバンドでほぼTunerーOffで使えそうです。

さっそく12m-FT8でJA,VK,EA9とQSOしてみましたが普通に使い勝手が良いです。


ちなみに、こちらは今回Retireした7素子Tribander Yagi/UdaのTH7DX と自作の40m短縮Rotary Dipoleの写真です。

2023年5月9日火曜日

DX0NEペデイション終了 2-Band でQSO

 最初は信号もきこえても弱く、QSO出来るのかと思っていましたが、20m-FT8に出てきた時は信号が強力なのに驚き、呼んでみたらどうにか取ってもらえQSO完了。時折CLUBLOGでLOGを見ていましたが、最初UPされてから、何度見てもUPDATEされず、3Y0Jでの唯一のQSOがQRTしてからのCLUBLOG 最終版でも確認できないまま、パイレーツ局とわかり未交信のままに終わったのが、ふと頭の中をよぎりました。・・1S0でも同じ運命かと思いましたが、12mでもQSO出来少しは安どしましたが、相変わらずLOGでは確認できません。

そんな折、JAのOMさんから”無事合格”のメールが届きホッとしました。ログは違うサイトの方にUPされており、自分でも無事に確認!ATNOでした。

DX0NEのOnline Log=>HDR LOGNET ペデイションの終了を確認してそうそうOQRSでQSLの要求を済ませました(昨日VU7の方の承認を調べてい見ましたが、未だのようでもうしばらく待ちです!)。

最初の予定では9日までの運用のことでしたが、ここのところ信号が聞こえなくなってしまいどうしていたのかなと思っていたら、Toropical Stormでアンテナが倒壊し、帰り船便が予定変更になり早くの店じまいとなってしまったようです。DX0NE DX Pedition Update=>dx-world.net

今回は弱い信号に付け加えJAの分厚い高い壁が目の前に立ちはだかりました。VU4の時はLONGOATHでの伝搬で壁の後ろ側からQSO出来ましたが、今回はLONGPATHでの伝搬は聞こえてきませんでした。

政治的にも問題が出てきそうな領域なので出来るときにQSO出来て自分なりには満足です。

2023年5月5日金曜日

DX0NE on 12m-FT8 伝播の窓が1瞬OPEN

 4日、木曜日のお昼にお好み焼きでものんびり焼いていたら・・WATCHしていた12m-FT8でDX0NEの信号が解読され、見え隠れしてきた。2回続けて解読されたので呼んでみるとなんと5回目くらいに取ってもらえ無事直後にRR73もらえQSO成立。


相手の信号は-18~-22程度で見え隠れするギリギリのところ。QSOを終えてからもしばらく見ているが・・・呼ぶ局しか見えてこない。1瞬だけ開いた窓を通り抜けての交信、ひとえに幸運だったようだ。

まだ20mでのQSOがClublogで確認できていないだけに、ひとしお喜ばしい(喜喜)!

2023年5月3日水曜日

DX0NE(スプラトリー諸島)ATNO On 20m-FT8

 火曜日の朝、ごみをカートを路肩に出して、何時ものようにゆっくりとコーヒーミルクを飲みながらPCを立ち上げると、20m-FT8でDX0NEが運用中の様子。

無線機に火を入れるとすでにバンドスコープは14.092でいっぱい広がっている。JTDXを開いて受信してみるとしっかり強力な信号(-04~-07dB )で安定に2-スレッドで応答している。MSHVなのだけど、しっかりRR73 を送ってくれているのは、混乱を招かないでスムーズにQSOが進んでいる。さっそくタワーのもとに行ってアンテナんを上昇。準備完了。

ただ北米からは・・JA局のとても高く分厚い強靭な壁が眼前に立ちそびえたっている。それでも時折、北米局も取ってくれている様子なので気合を入れて呼び始める。周波数を変えること2回目で、壁の隙間を抜けた波をどうにか拾ってもらえた。


DX0NE(スプラトリー諸島)ATNOで+1になります(喜喜・喜喜⇒ラーメンどんぶりマーク?)こんなに強力に入感してくるとは思いもよらず、あっけないQSOの達成には安心感と・・物足りなさも少しは(笑)。取ってもらえてなかったら・・・超落胆モードに入って暗い一日なっていたんだろうけど。

まずは祝だぁ‥酒を飲むにはさすがに朝の8時過ぎ、ちと早すぎる。カフェ・オーレのお替りとチョコチップ・クッキーで良しとしよう。


ちなみにJA/ASIAの壁の高さは・・・こんなものです。5月2日、8分余りの間のDX0NEの交信局相手です!



2023年5月2日火曜日

4日目はタワーの下部でエレメントをブームに装着開始。

 金曜日の午後から組み始めたTH11DX。退職者の持て余した時間を充分に活用、ゆっくりと組み立て続行中。もちろん・・真面目に頑張ったらこんなに時間はかかりません。一人でノンビリ、老体に鞭を打ち、楽しみながら組み立ています。

急いでない理由:

その1:自分一人ではタワーには上げられない。・・長男and/or次男が帰ってくるまではタワーには上げられない。

その2:もしかして・・・未交信のSpratry IslandからDX0NEの運用が始まったら片時でもはずしたくない。3Y0の時は・・・孫守で初めの4~5日家を離れた居たこともあって、貴重な窓を逃してしまった。な~んて思いながら組み立てています。


今日月曜日は朝からいい天気。いつものように晴・・気温も27度まで上がって、もう1~2日早く上げてたらこの暑さもしのげたのにと・・少し反省。とはいえ・・・つい配達があった金曜日の朝はみぞれ交じりのボタン雪が降っていて、最高気温も15~6度止まり、寒かったので気温が上がるの待って作業始めたのが嘘のようです。表以降2000mを超える高原・・何にもありです。

炎天下での組み立ては・・エレメント自体も結構な温度に上昇。中休みをしながら・・・導波器3本、輻射器6本、計9素子をアンテナブームに装着終えた3時くらいに、今日の作業を終了。下の写真は輻射器6本の部分です。

きれていた爺用の血圧降下剤とコレステロール用の処方薬を調剤所まで受け取りに行く(笑)。医者の言うことはしっかりと聞いています(笑)。脳がもっと血液送れって言ってるのに、血圧降下剤でその絶対量を減らして・・不十分な酸素量で痴呆症が出るのではという危惧はある(笑)。そこは・・選択のしどころかもしれない。おかげで日常の最高血圧は130位で止まっている。