現在のWARCバンドはλ/2の垂直アンテナ(改造)だけで12,18,30mでQSYできますが、せっかくタワーがあるのでタワーに載せられるアンテナをいろいろ物色中。
3BANDで2エレのYAGI・Udaがモズレー社から出ているのそれが良いかな…と思いつつ、12,17mでの性能がもう少し良い方が・・・とJKーANTENNAの2-BANDフルサイズ八木・宇田アンテナ(12m-4エレ、17m-3エレ)とか考えているのですが…。
持ち前の貧乏性と時間を持ち余した人間の性(さが)、30数年前最初に開局したときにハムフェアーで物色し6か月あまり使っていたHygain社のTH3-3エレ・トライバーダーの部品と手もちのアルミパイプを使ってアンテナ改造実験を試みてみようと計画。
TH3のエレメントは10mと15m用のトラップコイルがあるので、10mのトラップコイルは取り外し・・10m用エレメントを手持ちのパイプで延長70~90㎝して10mから12mで共振するようにして、15mトラップの30回まきコイルをカットアンドトライで23回まで減らし先端に18m微調整用のエレメントをつなぐ。まずの目的は24.0と18.0㎒で同調が取れてSWRが使える程度に低いことを仮実験で確認。
12m用の継ぎ足しは・・こちらの標準長アルミパイプ180㎝の半分の90㎝でうまい具合働くことを確認。17mの先端エレメントは元のでは長すぎてこれも半分(30+cm)に切断して使用。地上での調整ではここまで可能なことも昨日確認された。
昨日まではここ迄終了。WARCバンドのバンド幅は狭いので地上で低めに合わせておけば上にあげても問題なく使用できそうなので心配していない。周波数を調べて18.100と24.900あたりにすることを決める。
今日は・・朝からいい天気で、メインの継ぎ足しパイプを90㎝に切断して、すべてのパイプの表面を軽く磨き綺麗にして組み立て・・最終調整。
実は・・同じTH3のエレメント部品+αを使って40mの短縮Rotary Dipoleを作ってしばし上げていたが、今年6mの八木をあげた時に降ろしている。40mは現在使用のフルサイズのVerical アンテナが思ったより良く動作してくれているのでとりあえずはいらないかなと思っている。TH7直下に1本あるエレメントを吊るしているのが40m用のRotary Dipole。短縮コイルは直径6mmのアルミパイプを直径15㎝くらいの缶を使ってまいて作った代物です。新しいWARCバンドアンテナはつるしが不必要なのでTH7の上に設置できそうです。現在マストの先端には6mの5エレ・八木・宇田アンテナがあります。
さてさて9月4日、日曜の朝8時前、今日はどこまで進展することやら。
追記:
午前中のうちに制作・チョーク型のバランを挿入した後地上高1.5mでの調整がほぼ終わり、午後になって・・記録用にNANO-VNAで測定してみた。仮調整は・・スカラー型のSWR計給電線長~30㎝で行ったが、VNAの結果とはわずかに違ってきた。NANO-VNAは6m長のケーブルを含めてキャリーブレーションを取って測定。それからの再調整はしないままです。
12mバンド前後での測定結果(NanoVNA)
私的にはSWR~1.5前後で満足するので17mで若干高いが今日の範囲です。12mはバンド内で充分下がっているようです。タワーで高く上げた場合・・大地との静電容量が減少してSWRは周波数の高い方にわずかにシフトする傾向がある。
夕方にタワーにあげようかと思っていたのですが、K:5とほぼ弱い磁気嵐のような状態で、午後は12mでは何にも聞こえてきません。
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