仕事も退職し時間もでき、この3年余り無線を楽しむ時間も増えてきていたのでここしばらく新しい無線機探してきました。機種選定は大体決まっていましたが、最後に決め切られずにいたら・・・昨日、US某無線機販売会社の20周年記念10%OFFの広告見た後すぐに衝動的に”CLICK"してしまいました(笑)。
現在使用中のTS-950でもこれといって普通の運用には全く問題はないのですが・・しいて言えば60m、6mが出れないくらいことくらいでした。それでも30年選手なので、この先使っていて、メインテナンスの部品などもなかなか見つからず問題起きたらこれだけ複雑な機械どうも自分の手には負えないだろうなというのも理由の一つです。
メインのリニア・アンプはICOMのIC-PW1を使用しているので、接続性を考慮するとIC-7610というのも選択の候補になっていました。IC-7851は、さすがに価格の面で・・・それだったらアンテナの改善に費用を使った方がいいかなと候補からは早いうちに外れました。
ただ、FTDX-101だと、リニアとの接続が今一つでバンド自動追随ができなく・・それは今のTS-950 と同じように使うしかないかと思っています。
SHERWOODENGのレポートSherwood Eng. Report やSherwood Review FTDX-101(このサイト内のPDFにBOB Sherwood による詳細なラボ測定値が示されている)YOUTUBEのレビューなども沢山見、BLOGなどのレビューも参考にし、FTDX101という選択は早くできていたのですがむしろDモデルにするかMPモデルにするかという方に最後まで悩みました。もしかしたら、これが最後のHF基地局機の購入かもしれないので電源・スピーカー付属という点と主受信機にCWの300hzのフィルター内臓などの点を考慮して最終的にはMPに決定しました。
スピーカー~$200、電源~$300?、フィルター~$250だけでも計~$750になり、Dモデルに比べて~$1K 高のMPの方がなんとなくお買い得に感じていました。当然・・そのほかに200W出力~$200?(私にはリニアがあるので不必要な出力、ただリニア無しで使用の時は安定して連続100Wが得られる)、さらに副受信機用のPreselector~$350(私の住んでるところは、ノイズ・フロアーも低く、強力な局のかぶりもなく主受信器でも不必要)もあることを考えると,こういう機能を必要とすれば、MPの方がお得のようです。これもおいおい使っているうちに分かって来ると思います。
副受信機は私の場合、DXペデション等のスプリット運用の時に使うくらいで、どの局が実際呼ばれているのかを知ることが目的なのでむしろ広い帯域の方が使いやすく感じます。
当然6m、60mのこと、最近のDNR(デジタル・ノイズリダクション)のことなども考えると副受信機が無いFTDX-10(~$1700)という選択肢も残っていました。多分、FTDX-10にIF出力端子があったら、それに外部SDRを接続してバンド内2波受信もできるようになるので、この機種にしていたかもしれません。
結局この週末までの10%OFFの広告に負けてしまいオーダー。州のセールス・タックス(~5%)に送料も入れた総額~$4K(~44万円)で買えたので良い買い物だったと思っています。もしかしたら、この値段は日本でも破格の値段では?と思ってしまうくらいです。
まだ1度も実物に触れたこともない無線機です。高校になったばかりの頃、なけなしの貯金をはたいて最初に八重洲無線のFT-401 を買った時のように今から送られてくるのを楽しみに待っています(笑)。その当時(1970年初め)FT-401が8万円弱、FT-101が13万円ちょっとの価格だったような気がします。
60mはとりあえずダイポール、6mのアンテナのことはしばらく悩みそうです。