歩き始めて40分あまり、350mほどの谷底へたどり着く頃にはこんなに暗くなって・・これからはHead Lampをつけてテントをはれる辺りまで、半月の光の中Moon Light Walking.
荷物を極限まで減らし、テントも2kg無い小さなもの。寝袋は羽毛のものをComppressionして・・。前夜は、お湯を沸かして、木々の間から星を眺めながらHot Chocolateをのむ。夜木の間をとてつもない大きく輝く人工衛星が東から西の空へ。きっとISSに違いない。人工衛星は普段から日没が沢山見えるが、あの明るさは尋常ではない。
テントの中では・・熊とか・・ピューマとか出るのではと・・少しおびえて眠る(笑)。
翌朝、鳥の鳴き声で目が覚め・・曇っている谷底はなかなか明るくならない。それでも起き上がってテントから出ると・・まだ7時前。お湯を沸かし・・アップルサイダーを飲んでミネストローネのスープの缶を開ける。
山火事の後の氾濫で、綺麗に整備されていたTrailは後かけらも無く、こうやって・・何度も渓を渡りながら、流れるけいに沿って渓谷の底を歩いていく。
今回の歩きで唯一会ったのが、この国立公園レンジャー。腰に大口径の鉄砲、胸元に無線機、手には大きな斧。トーレールを少しでも歩きやすいようにしてる様子だ。やはり・・頼もしい。とっても人気のある職業です。
話によるとここから2マイルほど上(さっき歩いてきたばかり)で、2日前熊を見たという報告があったらしい(^^;;)。
以前はこんなところ気付きもしなかった。トーレールが無くなって、渓にそって歩いていると・・大きな自然のトンネルが。
お昼過ぎには公園(Bandelier National Monument)のVisitorセンターに到着。家に居る奥様に電話してPick Upしてもらい、昨日車を止めた駐車場まで送ってもらう。車だと10分あまりなのに・・(笑)。使った水二人で約3リッター。1リッターの水が残った。渓のそばを歩く時はフィルターもって行けば持ち歩く量をもっと下げられ軽くできる。
NM州はこのような渓のあるところは少ない。水は・・命なんだ!
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