2009年1月20日火曜日

VLA 電波望遠鏡


ホテルへもどったのは8AM過ぎ。思案の挙句、数回行ったことのあるVLA と、その近くの廃坑のあたりを散策することに。
ホテルを出て40マイルあまり西へ、1時間もかからず到着。広い高原に沢山のパラボラアンテナの1群が規則多正しく並び同じ方向の空を見ています。
広さは、半径20kmくらい。ワシントンDCもすっぽり入るくらいの広さとのこと。澄み渡る青空、広大な高原・・・本当にのんびりできます。
この電波望遠鏡は超長基線の干渉型望遠鏡で、それぞれの開口直径は25m。20数基がY字型に配列され、配列も線路上を移動することで可変できます。この延長として、数百キロ離れた、私の住んでるすぐそばに同じパラボラが設置されています。映画「コンタクト」の中にアレシボの望遠鏡とともに出てきたように覚えています。
Kellyの廃坑は、VLAとソコロの間を少し山の中に入ったところにあります。山積みになった岩の中には色んな鉱石の結晶が見られました。誰もいない山の中の廃墟。高い場所からあたりを見下ろし、往時の喧騒を思い浮かべながら、ここでものんびりと散策できました。

Bird-Twilight


Petroglyph Monumentをあとにし、一路進路を南のボスケ・デル・アパチ野生動物保護区へ。1年前に見た夕焼け・朝焼けの中を舞う鳥達を見たくてやってきました。カレンダーでは3連休の休日。人が多いのには驚きましたが・・それでも簡単に自分の場所を見つけられます。
11月に薫君と来た時は時間が合わずあまり見れませんでしたが、今回は期待していた以上に良かったです。日没前に、Flight Deckに立ったとき、鶴が数羽ずつ、ぽつぽつと不器用に着水する程度でした。陽が沈んでしばらくしたら、ほんの2~3分間の間でしたが、僕の視界をすべて埋め尽くすように、数万羽の鳥達がいっせいに飛び回り目の前に着水。アルバムにその様子を数枚あげました。次第に暮れて行く西と南の空も素晴らしかったです。
翌朝は5時起き、簡単な食事を取り、6AMにホテルを出る。6時半前にはもう沼の前に。南の空高く、半月が煌々と照り、東の山ぎわがうっすらと。湖面では、すでに鴨の一団がせわしく動き回ってるにもかかわらず、鶴の1群は微動だにせず陽が昇るのをまっている。そして、2羽、3羽と朝日に照らされた山並みを背景に水面を飛び立っていく。
この旅では、電池の充電器を忘れ、予備の電池も早い時間に切れ、SLRでの撮影が出来なくなりました。皆さん要注意です(笑)。
動物が好きな人で、11月から2月に来られる方は、此処ははずせない所になるかもしれません。

Petroglyph Monument


4連休の中2日、1泊2日で撮影兼ねてハイキングへ。最初はアルバカーキーのまちから小一時間もかからない西の端にある、Petroglyph National Monument。Visitor Centerに行って説明してもらう。
2つあるトレールのうちの長い方を歩く。約700-1000くらいの落書きの後があるそうだ。高いところにあるのを見るために、ごろごろ岩山を登ったり充実した1時間半の散歩でした。
この山の裏側にある、火山跡のトレールも歩いてみたい。

2009年1月5日月曜日

Snow Covered Monument Valley


翌日、1月3日の朝のモニュメント・バレーは雪雲が全天を覆う。10月の末に来た時とは違った、赤い土に、白い雪、青い空が撮れるのを楽しみにしていましたがあいにくの天気。

年間300日の快晴日のこの周辺、こんな天気のモニュメントバレーにこれるのは千載一遇のチャンスと思い直し写真を撮ってみましたが・・・・。やはり、なかなか思ったような絵は撮れません~。
もっと沢山とらなければぁ=。
もっと光を~~!

Winter Grand Canyon


1月2日、朝4時半起床。5時過ぎに家を出て、500マイル(800km)走り、午後2時くらいに冬のグランド・キャニョン国立公園へ。トレールは雪で覆われていますが、さすがにGC, 沢山のいろんな国からの観光客で賑わっていました。天気が良く、綺麗な夕陽のさすキャニョンを見終え、一路Monument Valleyのそばの町アリゾナ州とユタ州の州境に近いKayentaへ。ホテルに入ったのは午後9PMごろ。約3時間あまりのドライブでした。